ローリングストーンズの「SHINE A LIGHT」 を観てきました。
スコセッシ監督らの裏方へのバンド側のこきおろさ。。。。おっと、意見交換がスムーズにできていない四苦八苦した準備段階から始まり。。。。
「コミュニケーションが一番大事だ」って、スタッフの一人が頭を抱えて去っていく姿とか。
あああ、、、、と、私はそこで意味もなくブルーになりました。(笑)
そんな感じで身につまされるものがあったり、Beacon Theater の客の盛り上がり方とか気になったりとか、変なとこに目がいってしまい、最初はなかなか楽しく観られなかったんです。
あほですねー。
でも、ライブも中盤になると、私もミック&キースに釘付けに。
だんだんあたたまってきました。
すごいと思ったのはバディ・ガイというブルースのおじさまとのセッション。
たった一曲だけでしたが、その存在感はミックも喰ってました。
ライトニングとか全然普通なんですよ。曲もスロー。
でも、今でも彼の顔ははっきり思い出せます。
なんなんでしょうね、ああいう迫力というのは。。。
しばらくしてキース&ロン・ウッドのステージになり、そしてミックがバックから登場!!
最初のブルーな気分も消えて、私もすっかりステージに釘付けでした。
ここらへんからミックに後光がさして、おおお、って思うシーンが連続してありまする。
文字どおり「Shine a light」。
この展開はやっぱりスコセッシ監督だからではないでしょうか。とっても自然で違和感ないんですよ。
まぁ、ステージに関しては、私がうんぬん言うより映画を観にいってください。
映画、、というより、NY公演のライブ映像です。きっと楽しいはず、、です。
私は個人的にはこの映画で、ブルーになり→元気になり、という過程をふみましたが、元気になれたのは単純に音楽を楽しむことができたときからでした。
余計なことを考えなくてすんで。そこまで導いてくれたローリングストーンズにありがとう、といいたいです。
要するに、自分の軸がぶれなければ、どんな音楽をしていても大丈夫なのでしょう。それは演奏してても裏方にいても同じで。
そして、単純にその音楽を楽しんでくれるお客さんがいる、、、ということも大事で。
その2つの条件さえあれば、自分がどこで何をしていようとも、最高の高みに行ける、、ということだけは確かなのです。
ステージの規模の大小だって、はっきり言えば全く関係ない。
私はそう信じてます。
そして、だからこそ私は自分の軸をしっかり持っていたいのだと思う。
今、私はその軸を探している途中なのです。
