アメリカ、日本、オランダ親育て

アメリカ、日本、オランダ親育て

アメリカでの出産、日本での生活を経て、現在はオランダに住む3人家族。3つの全く違うカルチャーの中で親として感じたことを書いてます。

3月2日からオランダ生活始まりました。

Kは2018年の8月ごろ日本にきたから、約5年半の日本生活でした。

幼稚園、インターの小学校と、良い友達もたくさんできてたけど、皆とは一旦離れ離れ。特に大好きな従兄弟と遊べなくなるのが、悲しかったみたいで日本を離れる前まではたまにオランダにつれていかないで、と、こちらも心が締め付けられるようなことをいっていたけど、旅立つ日にちが近づいでも特に大泣きすることもなく、あまり文句もいわず引っ越しの準備も手伝ってくれた。

オランダに住むためにすることは山ほどあり、こちらに来て毎日追われているが、それらはまた別の機会に。

Kのもっぱら重要なことはやはり学校。

今すんでいるところは、かなり田舎で、とても治安の良い場所。オランダに移住を決めた一つに子供の教育や環境がとても良いというところ。

Kは日本でインターに行っていたおかげで英語はわかるが、もちろんオランダ後は全く。できればローカルのダッチスクールに行って欲しかったが、まったくコミュニケーションがとれないと授業どころでないので、少し遠いが歩いて30分ほどのところにバイリンガル(インターではなく、英語30%, オランダ語70%)の学校があったので、そこに入れてもらえることになった。本当かはわからないが、おそらくKが英語を話せるから、例外的に入学を認めてくれたんではないかとクラスメイトのアメリカ人の親に言われた。ダッチしか話せないオランダ人より、英語が話せる外国人の方が、バイリンガルの学校として有益だとおもわれたんではないかとのこと。確かに、日本のインターでも、日本人ばっかりより、外国人がいたほうが親としては納得感があるのと一緒かも。

先週月曜から行き始めたのでちょうど1週間ほど経った。クラスメイトに英語を話せる子は数人しかいないようで、やはりコミュニケーションは大変そうだが、本人はいまのとこ嫌がらずに毎日学校に行っている。ただ日本にいた時からおしゃべりだけど、こっちにきてから輪をかけてうるさくなってるから、やはり学校であまり話せてないストレスがあるのかもしれない。

運動が好きだから、体育や外遊びは楽んでるみたいだが、張り切りすぎて3日めにして早速出血する怪我をして先生も大慌てさせてしまった。大したことにはならなかったからよかったけど、まだこちらの保険がないから本当気をつけて欲しい。。

目の上を結構きってしまい、こちらではあとが残らないように、ノリで傷口をふさぐ、というのが当たり前のようで、先生に盛んにはやく医者に行って、グルー(糊付け)してもらえ、といわれたので、先生に手伝ってもらって大急ぎで医者を探したら、うちのアパートの真下にファイミリードクターがいたので、すぐにいったら、お昼の休憩中にも関わらず、(保険がないこともいったけど)すぐに診てくれて、グルーすると余計変になるし、それほどでもないと言ってもらえたので安心することができた。

こっちに来てオランダ人の親切さをよく感じる。日本人のなるべく面倒に関わりたくない空気感とかアメリカ人の利益と合理的さをプライオリティーとして接する感じとか、オランダ人の中にももちろんあるだろうが、今のところそういった面は見えてない。

ちなみにこちらん医療システムはアメリカに似ていて、全てまずファミリードクターに見てもらわないと始まらない。うちのファミリードクターはまだいなかったが、これで探す必要がなくなったのは不幸中の幸いでした。