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アメリカ、日本、オランダ親育て

アメリカでの出産、日本での生活を経て、現在はオランダに住む3人家族。3つの全く違うカルチャーの中で親として感じたことを書いてます。

Kの初ミュージカルは去年の8月、まだ6歳だったころに、BUNKAMURAでみたコーラスライン。

本場ブロードウエイのメンバーがやるということで、なるべく本場のものにふれさせたかったという理由と、そもそもコロナで人が集まるとこに行く機会もあまりなかったのでつれてってみた。

感想は、ダンスや歌が盛りだくさんのアメリカならではの派手な舞台を想像してたので、ほぼ語りが多く、内容もちょっと古臭い感じがして、正直期待外れだった。

Kも初めての大きな会場で、沢山の大人が演技してるのを珍しそうに見てはいたが、ミュージカルを楽しんでるという感じではなかったので残念。

 

 

 

2回目は7歳になる直前の12月末に東京国際フォーラムでのシカゴ。これもブロードウエイショーということで期待大。映画も大ヒットしたので知ってる人も多いだろうけど、内容は結構おとな。キャバレーを舞台に、めたみ、嫉妬、金、殺人やらと子供にはかなり過激で理解もほぼできなかったと思うし、実際小学生は他にいなかったと思うけど、派手で、歌も迫力あって、かなり楽しんでたみたいで連れてきてよかった。機嫌よくショーの曲を歌いながら帰りました。

 

 

7歳の夏休みには、シアターオーブでやったStomp. これは子供には絶対ハマる内容で、シカゴと逆で親子連れが多かった。これもブロードウエイのメンバーだけど、歌というより、打楽器演奏を楽しむ、というか身の回りにあるものなんでも楽器にして、音楽にしてしまうというのは子供の心をくすぐりまくること間違いなし。帰り道にあるもの全てが楽器になってしまうところが少し難ではあるが、大人も楽しめたショーだった。

 

 
海外でのミュージカルデビューはこの頃。
オーストラリアでBeauty and the beast, Wickedの2本を鑑賞。アメリカからのメンバーなのか、オーストラリアの劇団かは特に気にしなかったが、とても楽しめた。特に海外でエンターテイメントを見て楽しい理由に、お客さんたちも皆一緒になって楽しんでる所にあると思う。静かに鑑賞もいいけど、周りを気にせず楽しめる環境は心の底からショーを楽しいと思えるし、本当のエンタメのたのしみ方。子供がまだ小さいころからそういう楽しみかたに触れさせることができたのは、すごく貴重だと思った。