ここ数日の関東の天候に助けられつつ、台風後に備えて、色々家でやっておかねば
写真データ管理も久々にしっかりやりました。そこで先日鑑賞した、平塚市美術館で開催中の「金魚絵師 深堀隆介展 平成しんちう屋」写真データも整理したので、私的コメントします
深堀隆介さんは、透明樹脂にアクリル絵具で金魚を描く、独自の斬新な作風で注目されている現代芸術家の方です
様々な器の中に樹脂を流し込み、その表面にアクリル絵具で金魚を少しずつ、部分的に描いていく技法を使われていますね
近年はライブペインティングやインスタレーションに力を入れて、作品を制作しているそうです
なお、会場では撮影可の作品があり、そこで撮った写真を選んで掲載したいと思います
これは金魚の絵を縁日のお祭り風景のように展示されていました
絶妙な色の濃淡や精密なタッチ、平面の絵を重ねることで陰影が生まれ、金魚の絵がより活き活きと、立体的に見えて美しいです
何より、一目見て、普通に金魚の水槽を眺めているような感覚がするのがすごいです
心残りは、帰りに作品グッズあればお土産買おうとしたら、売店が休止していたこと。画集あるか調べて、あれば購入検討してます
作品は大きいサイズも素敵ですが、金魚のサイズを考えると、小振りの枡や桶などに描かれたものが深堀さんの作品の真価ではないかと思います
直接、間近で鑑賞するのがベストですね。おススメしたい展覧会です