かの有名な
陰陽師 安倍晴明
でございます。
そしてこちらが、
式神 でございます。( こわっっ )
安倍晴明は、十二神将を式神として使役し、家の中に置いていたが、彼の妻がその顔を怖がったので、晴明は十二神将を戻橋の下に置き、必要なときに召喚していたといいます。
確かに家の中に居たら怖いです・・・
で、こちらが境内に復元された
一條戻橋
平成7年まで、実際に使用されていたようです。
そして、晴明公が念力により湧出させた井戸が
この 晴明井 ということです。
病気平癒の信仰があり、湧き出す水は、現在でも飲んでもよくて、水の湧きでるところに注目すると、その歳の恵方を向いており吉祥の水が得られるとのこと。恵方は毎年変わり、立春の日にその向きを変えるそうです。
豊臣秀吉が、晴明神社の南方に聚楽第(じゅらくだい)を建てた頃には、この場所が千利休の屋敷だったようです。また、利休終焉の地で、このあたりで自害したといわれています。
こちらは、厄除桃
古来中国、また陰陽道でも、桃は魔除、厄除けの果物と言われ、古事記、日本書紀などでも魔物を追い払う様が描かれています。昔話 「 桃太郎 」 もこれに由来するらしいですよ。
「 誰にでも自身の厄や、まがまがしいものがあります。それをこの桃に撫で付けて清々しい気持ちになってください 」 ということです。
御神木の 「 楠 」
天満社 と 地主社
そして、
御本殿 です。
左右に 晴明さん と 桃 が並んで鎮座しています。
行けないかなと思っていましたが、二条城のあたりを歩いていたら、行けそうだったので、バスに乗って行ってみました。
独特の感じが漂う、いい神社でしたよ。
また訪れてみたいです。