みちひらきの大神 猿田彦神社 | useful for somebody

useful for somebody

ただいま魂の修行中
誰かの役に立てたら嬉しいです^o^

また行きたい神社シリーズ①

 

伊勢神宮 内宮 近くにある

 『 猿田彦神社 』 と 『佐瑠女神社 』

 

まずは

 

『 猿田彦神社 』

 

ご利益は、『 みちひらき 』 ほか多数

 

 

そして、

 

『 佐瑠女(さるめ)神社 』

 

こちらも境内にあります。ご利益は、『 芸能関係 』

 

 

境内の位置関係は、こんな感じです。

 

 

今は最後の 『 第3期工事中 』 みたいです。

次はもう 『 平成 』 ではないのですね。

 

 

天孫降臨の際に道案内を務めたことから 『 みちひらきの神 』 と崇められる猿田彦大神のご利益は、こんな感じ。

 

 

 

境内に、なにやら石が・・・

 

 

拡大すると

 

 

『 たから石 』 という縁起の良い石でした。

 

続いて、こちらは、

 

 方位を刻んだ方位石 『 古殿地干支石 』

『 古殿地 』 とは、昭和11年まで御神座のあった場所ということらしいです。

 

 

ちなみにこれは、

 

 仕事運は、『 亥 → 卯 → 未 』

 金運は、   『 巳 → 酉 → 丑 』

 家庭運は、『 申 → 子 → 辰 』

 人気運は、『 寅 → 午 → 戌 』

 

の順に触れるとご利益があるとガイドブックに書かれていました。

確かにこれらの方位の文字だけ薄くなってます。

 

 

そして、

こちらが、『 みちひらき御守り 』

 

 

たくさん色があって迷ってしまいます。

色について質問してみると、

 

好みの色を選んで構わないが、黒が一番高貴である、と教えてくれました。

 

ということで、

『 黄色 』 を選びました(笑)

 

いつも訊くだけ訊いて、選ぶのは違う色です(於菊稲荷神社のご朱印帳とか・・・)

 

こちらは、 はじめの一歩御守り 』

 

 

新しいことを始めるとき にお参りしたい神社です。

代々の宮司は、猿田彦大神の直系の子孫が務めるのだそうです。

 

 

 

最後に、少しだけ神話のお話を

 

長らく地上のことなど、はったらかしにしていた高天原の アマテラス は、どういう気まぐれか、いきなり地上に関心を向け、高天原から地上へ使者を派遣するも失敗。

 

そこで、第三(か四番目)の使者として剣の神 タケミカヅチ を派遣。

タケミカヅチ は、地上の王 オオクニヌシ にさっそく国譲りを迫ります。

 

オオクニヌシ は、息子達に聞いてくれと、判断を息子達に委ねます。

まず一柱目の息子 コトシロヌシ はあっさりとこれを了承。

もう一柱目の息子である タケミナカタ は、力自慢で好戦的。果敢に タケミカヅチ に勝負を挑みます。

 

がしかし、結果は、タケミカヅチ の圧勝。タケミナカタ は、諏訪まで逃亡。追ってきた タケミカヅチ に命乞い。

国譲りに同意することと、今後は諏訪の地から外へは出ないことを誓って諏訪湖のほとりで隠棲することに。

ということで、諏訪大社を本拠地とする、全国にある諏訪神社の主祭神となったのでした。

 

ちなみに、このタケミカヅチ と タケミナカタ の対戦が相撲の起源だといわれている。

 

そしてオオクニヌシ は、立派な社を建てる事を条件に、国を譲ることを承知。

この条件として建てられたのが、あの出雲大社だそうです。

 

 

ようやく地上の国をのっとったアマテラスは、わが子 アメノオシホミミ を地上の王として遣わそうとするが、アメノオホシミミは、その役目を辞退。代わりに生まれたばかりの自分の子 ニニギ を推薦。

だから、『 天子降臨 』 ではなくて 『 天孫降臨 』 なのですね。

 

アマテラス は、ニニギ が自分の孫であることを示す証拠として、

『八尺の勾玉 』、『 八尺の鏡 』、『草薙の剣 』 の三品を授けた。

 

この三品が、現在まで皇室家の家宝として伝わっている 『 三種の神器  』 ですね。

そして、このことは、ニニギ こそが天皇家の祖となったことを示しているという。

 

さて、ニニギ がいざ地上へ降りようとしたとき、途中の『 天の八衢 (辻) 』 なる地点で、一柱の神がニニギ 達を待ち受けていた。

警戒した天つ神たちは、邪気を祓う力を持つ女神 アメノウズメ を派遣。

 

アメノウズメ は、岩屋籠りの際、アマテラス をおびき出す際に、派手な踊りを踊った女神でもある。

このときの踊りが神前で舞を奉じる神楽の始まりとされている。

 

アメノウズメ が 『 天の八衢 (辻) 』 で待ち受ける神の素性を問いただすと、

相手は、国つ神の サルタビコ ( サルダヒコ サルタヒコ ) と名乗り、ニニギ の先導役を務めるために、迷いやすいこの場所(辻)で待っていたという。

 

これが、サルタビコ が天孫降臨の際に道案内を務めたことから  『 みちひらきの神 』 と崇められることになった経緯だ。

 

無事に地上(高千穂?霧島?)に降り立ったニニギ 御一行様。

ニニギ の御供をした神々は、それぞれ貴族となって天皇家に仕えるようになったが、臨時雇いのサルタビコ はやがて解雇され、故郷の伊勢へ帰されたという。

 

そのとき サルタビコ を伊勢まで送ったのが、最初に サルタビコ と言葉を交わした アメノウズメ だった。

この道中、アメノウズメ は、サルタビコ から 名前をもらい、のちに彼女の子孫は、猿女(さるめ)という姓を名乗ることになったといことです。

 

サルタビコ と アメノウズメ は結婚したとか、恋愛関係にあったとか、いろいろと書かれていて、実際のところは、よく分かりませんが、男女一対の形で道祖神としても信仰されることにもなったようです。

 

・・・

 

みたいなことが、『 とんでもなく面白い「古事記」 』や『 「日本の神様」がよく分かる本 』 などの本に書かれておりました。

 

古事記って読んでみると意外に面白いです。

そこで展開される物語は、なんというか、ハチャメチャという感じですが・・・

 

以上、猿田彦神社と佐瑠女神社についてでした。