「おはようございます」と言いながら途中階で止まったエレベーターに入ってくるなり
彼は深緑色のジャケットの内側を私に見せて言った。
彼は深緑色のジャケットの内側を私に見せて言った。
「ここに、ポケットがあるんだ」
同じマンションの住人だとは思うけれど、あまり見覚えがない気がする。
どうして、そんなに気軽に話しかけてくるのかなと思いながら、
「そお。。。大事なものとかしまっておくのにべんりそうね」と私は覗き込んで言った。
「まだ、何も入れたことは無いんだけどね」と、うれしそうな彼。
どうして、そんなに気軽に話しかけてくるのかなと思いながら、
「そお。。。大事なものとかしまっておくのにべんりそうね」と私は覗き込んで言った。
「まだ、何も入れたことは無いんだけどね」と、うれしそうな彼。
「なんだか、イイ匂いがするね」
「ああ、ガムの匂いかな」といって、私はポスカム・ストロベリーミントのボトルの蓋を開けて
「食べる?」と聞いてみた。
「でも、おこられないかな。。。」
「そうね、やめておいた方がいいかも」
「ああ、ガムの匂いかな」といって、私はポスカム・ストロベリーミントのボトルの蓋を開けて
「食べる?」と聞いてみた。
「でも、おこられないかな。。。」
「そうね、やめておいた方がいいかも」
エレベーターが一階についても、まだ話は続いて
「オレ、きのうは休みだったんだ」
「どうして?」
「おとといが運動会だったから」
「そうなの、それじゃ気をつけていってらっしゃい」と、ジャケットと同じ深緑色の帽子をかぶった彼と玄関で別れた。
「オレ、きのうは休みだったんだ」
「どうして?」
「おとといが運動会だったから」
「そうなの、それじゃ気をつけていってらっしゃい」と、ジャケットと同じ深緑色の帽子をかぶった彼と玄関で別れた。
彼の背中には今はやりの横長のランドセルが。。。
次に会ったときには、どんな話をしてくれるのかしら。。。チョット楽しみ。