ず~っと以前に読んだ、筒井康隆の「熊の木本線」

この本の中に出てくる「熊の木音頭」がこのごろ頭の中でぐるぐる回っている。。。

♪なんじょれ熊の木 かんじょれ猪の木 
 ノッケ ノッタラカ ホッケ ホッタラカ 
 トッケ トットットットットットット

「熊の木音頭」は、熊の木地方に昔から伝わる忌み歌で、本物の歌詞を人前で大っぴらに歌うと
この国にたいへんな不幸が起るという

そして、その正調の歌詞が

♪なんじょれ熊の木 かんじょれ猪の木
 ブッケブッタラカ ヤッケヤッタラカ
 ボッケ ボッボッボッボッボッボッ

旅の途中で脇道にそれたお陰ででとんでもない出来事に出くわすという、本当に奇妙なお話。

「熊の木」に「猪の木」という駅のネーミングがすばらしいく良い!

そして、たかだか熊の木節の元歌を歌うことが、この国全体の不幸につながってしまうという

ばかばかしい理不尽さと、いつタブーが破られてしまうかという、ドキドキ感。。

私にはたまらない!!!

村人たちが「熊の木節」の替え歌を喜ぶのは、いつ誰が間違って本ものの歌詞を歌うかも

しれないというスリルから。。。

そうとは知らずに主人公は、村人たちが身ぶり手ぶりもおかしく歌って踊る熊の木節を真似

てしまう。。。

誰背が踊っても面白いのだから、おれが踊っても充分おかしい筈だった。まず座の中央へ行き、
手拍子にあわせて二、三度身を揺すってから、おれは歌い、踊りはじめた。

なんじょれ熊の木 かんじょれ猪の木
ブッケブッタラカ ヤッケヤッタラカ
ボッケ ボッボッボッボッボッボッ

歌い終り、踊り終え、自分で自分のやったことのおかしさにげらげら笑いながら周囲を見まわして、
おれはどきりとした。

誰ひとり、笑っていなかった。

それでは、皆さんもご一緒に

♪なんじょれ熊の木 かんじょれ猪の木
 ブッケブッタラカ ヤッケヤッタラカ
 ボッケ ボッボッボッボッボッボッ

うわぁ~~大変だぁ!!!!!

世界がほろびるぅ~~~

だいたい、私の頭の中はこんな感じで、ハチャメチャです。。。