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猫は、心地よい場所をを見つける名人です。

まだ温もりの残るベッドに潜り込み、器用に頭と体を使って
猫のかまくらの出来上がり。。。


年末に村上春樹さんの「風邪の歌を聞け」を読みました。

 「でもね、よく考えてみろよ。条件はみな同じなんだ。故障した飛行機に乗り合わせたみたいにさ。
  もちろん運の強いのもいりゃ運の悪いのもいる、金持ちもいりゃ貧乏人もいる。だけどね、
  人並み外れた強さを持ったやつなんて誰もいないんだ。みんな同じさ。何かを持ってるやつは 
  いつか失くすんじゃないかとビクついているし、何も持ってないやつは永遠に何も持てないん
  じゃないかと心配してる。みんな同じさ。だから早くそれに気づいた人間がほんの少しでも
  強くなろうって努力すべきなんだ。振りをするだけでもいい。そうだろ?強い人間なんて
  どこにも居やしない。強い振りのできる人間が居るだけさ。」
 「ひとつ質問していいか?」
  僕は肯いた。
 「あんたは本当にそう信じてる?」
 「ああ。」
  鼠はしばらく黙り込んで、ビール・グラスをじっと眺めていた。
 「嘘だと言ってくれないか?」
  鼠は真剣にそう言った。

私も嘘だと言って欲しい。。。
でも、そうなんだろうなと思う。
だからたまに何処かに引きこもりたくなる。

猫はかまくらの中で本当にしあわせなのかしら。。。