昨日のブログに書いてある通り、現在伊坂幸太郎氏にはまっております。読書好きからすると周回遅れかもしれませんが、気にしません。
うーん。良い。
伊坂幸太郎の著書は、ライトな表現だと伏線回収が「最高に気持ち良い本」を書いてくれます。状況の転換のテンポが心地よく、あれこいつ誰だっけ、ということがあまり起きず、読書初心者の私でもとても引き込まれます。
このグラスホッパー。伊坂幸太郎の「殺し屋シリーズ」の1作目にあたる作品です。一概に殺し屋といっても一癖も二癖もあるようなやつらがポンポンと出てきておもろいです。
主人公の元教師の鈴木は、妻を殺した男に復讐しようとするが、その男がまさに目の前で車に轢かれる瞬間を目撃します。その男、どうやら交差点から押し出されて引かれたらしく、その「押し屋」と呼ばれる殺し屋を追っていくと...というお話。
この鈴木のほか、対象の人物を自殺させる才能を持つ自殺専門の殺し屋「鯨」や、ナイフ使いの若い殺し屋「蝉」がそれぞれの思惑のもと動き、交錯していく様子が描かれています。
この感想を文章で書き表すには私の語彙力があまりにも拙すぎる。
何が言いたいかというと、小説化とは思えないほどの臨場感を味わえます。情景描写がのちの描写を示唆していたり、気づいたときに「おー!!」となるような、読んでいて面白い小説です。
ちなみに映画化もされていますがこちらはレビューだけ見る限りだとおもんない、とのこと。どうやら伊坂氏は映画化には恵まれていないらしい。しゃーない。
ここまで書きましたが実は私、シリーズものだとは知らずにこのシリーズの3作目を最初に読みました。(どこかでレビュー出します)が、一応前作登場キャラが少し登場するものの、単体としても十分に楽しむことができ、1作目2作目を読んだ後に読み返すとこれまた面白い、という最高の読書体験ができました。
読書さいこー。




