「役不足」の意味を勘違いしている人が多いとか。

役不足は、上の方が、下の方に、何等かの役割を与える際に、
「あなたの能力からすると、簡単すぎて申し訳ない。」
という意味で、
「君には役不足だが、引き受けてくれ。」
という、社交辞令の言葉ですが、間違って使う方が多いとのこと。

それは、そう思います。

私も、20年くらいは、間違って思ってたし、そもそも、出版されてる本でも、間違った使い方をしている例が、色々あったので、すっかり、下の立場の方が上司に対して卑下して
「私には、重責です。」
という意味で、
「役不足ですが、頑張らせていただきます。」
という風に使うものだと思ってました。

ま、何かの機会に、こうした正しい情報を教えてあべるのも、いいかと思いますが、これだけ、日本人が勘違いしているメッセージですから、残念ながら、使わないのが正解かと思い、私は使わないようにしています。

……っつーか、使う機会が、そもそもありませんけどね。

仕事のアサインをお願いするときに、
「君には役不足だけど……」
なんて、まず、使わない。

今度、お花見のバーベキューでもする時の役割分担の時にでも、使ってみるかなぁ?