アンダンテ というDVDを見ました。

20代の引きこもりの女性が主人公の映画です。

大学生のときに心が折れて 
それ以降約10年間引きこもっていた女性が
とあることをきっかけに
引きこもりから脱出し 生きる道を見出していくストーリー。

機会があったら是非皆さんにも見ていただきたいので
あえて これ以上のストーリーは書きませんが。

引きこもっている子が家にいる重苦しい家庭の雰囲気とか
家族間のギスギスした関係
引きこもっている人の心理状態 など
とてもよく描けているな と思ったのですが
映画の原作者である旭爪あかねさんは
実際に引きこもりの経験がある方なのだそうです。 

ドラマならではの速いテンポで トントントン と ことが進み
起承転結がはっきりしていて
とても希望を抱けるな と感じると同時に 一方でちょっぴり

実際には こんな簡単に うまく再生の道が用意されているものだろうか 
などと ふと ひねた考えも浮かんだりもしましたが
でも 本当にきっかけはどこに転がっているのかわからない
まず大切なのは 動き出すきっかけ
そのためには まわりが
引きこもっている子(人)の存在そのものを受容すること
が鍵なんだろうな と感じました。


引きこもりの主人公を演じる新妻聖子さん
素敵過ぎます。

このDVDで初めて知ったのですが
素晴らしい美声の持ち主で、
主題歌も担当されています。


映画の中に出てくる小さな駅の掲示板に
心に沁みる手書きの標語が掲げられていましたので 最後にちょっとご紹介。


・たまごを割らなければオムレツはできない

・急行でも 各駅停車でも いつかは 目的地に着くのです




ねっ この言葉だけで なんだか見てみたくなるでしょう。

 
このDVD は いばクラのひかるさんにお借りしました。
(ルカさん経由で 笑)


今週 日曜日のいばしょづくりのイベント会場にいらしてるので
かぁ~し~て~ と甘えた声で言えば
多分 一発で
い~い~よ といってくれると思います(笑)。


いばしょクラブの次回の活動は今週末です。↓
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6月2日(日)横浜日石ホールにて

http://www.ibasyo.jp/event_off/detail-000038.html

参加費無料、入退場自由の不登校イベントです。


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