四葉のクローバーを見つけた夢を見ました。
手にとって摘もうとしたところで目が覚め
寝起きの ぼーっとした頭で なんであんな夢を見たのだろう と考え
そのままそんな夢を見たことすら忘れていました。
今 先日観た映画の感想をこのブログに書こうとして
ふと そのことを思いだし
どうしてそんな夢を見たのかもわかりました。
▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲
ドキュメンタリー映画 さなぎ を 観てきました。
この映画は、不登校の経験者や保護者が集ういばしょクラブの企画イベントの一環として
そちら経由で申し込んでいたこともあり
又 映画を見た方の感想や新聞の紹介記事などを読んでも
不登校について描いた映画 というイメージが強かったのですが
観終わった後の私の感想は、だいぶ違ったものになっていました。
就活の履歴書の特技欄に
四葉のクローバーを一瞬で見つけられること と書き
東京に来てからは 村民だということを自慢にしているという
美大生の木下愛さんが、
このドキュメンタリー映画の主人公。
彼女の小学校3年生の時から 大学4年生までの14年間をカメラは追っています。
愛さんは小学校1年生から3年生まで不登校が続いたそうですが
冒頭で学校に行き渋る姿を描いているほかは
あまり直接的には愛さん自身の不登校には触れることなく場面は進みます。
ゆったりと穏やかな時間の流れ
長野県の美しくのどかな田舎の風景
素朴で子どもらしい愛ちゃんの感性
見守る大人の目線のあたたかさ
音楽は一切使わない手法は
自然や生活の音を際立たせ
臨場感をもたらし
よくできたホームビデオの延長線上にもあるようにも感じられるその映像は
私自身の子ども時代の記憶にも似て
ノスタルジックな気持ちに浸り、画面にいつの間にかぐいぐいと引き込まれていました。
この映画は 一人の少女が徐々に大人になっていく過程の記録。
そのなかである時期彼女は不登校だったことがあった。
それは別に不思議なことでも特別なことでもなくて
たまたまそういう個性をもっていた というだけのこと。
それは 良いとか 悪いとかの次元で語るべきようなことではないし
原因探しもする必要はないのかな。
映画を見終わった後は
すんなりと 愛ちゃんの不登校をそんなふうに受け入れていました。
愛ちゃんが 子どものころの柔らかくて豊かな感性そのままに自然と大人になりつつある
そのことがとにかく本当に素晴らしいな と感じ
周りの大人が温かく見守り さなぎの愛ちゃんを受け入れたからこその
今のこの愛さんの姿なのだろうな と思うと胸いっぱいにもなりました。
外から見るとあまり動かず変化もないようにみえるさなぎの時期
実はその内部は組織がドロドロに溶解して劇的な変化を遂げているのだそうです。
そんなお話を上映後のご挨拶で監督の三浦淳子さんがなさってました。
人間は昆虫のように変態することはないけれど
精神の成長過程としては実は同じようにさなぎの時期があり
その時期には外からはむしろ動かないように見えるし
外からの刺激は動き出すどころかかえって危険なこともあるけれど
心は見えないところで飛躍的に成長しているのかな
とそのお話を聞いて そんな風に思いました。
我が子や自分自身が不登校を経験した人はもちろん
そうでない人も とにかくひとりでも多くの人に
観てほしい と思う映画でした。
映画さなぎは横浜シネマ・ジャック&ベティにて5月24日(金)まで上映中
自主上映なども募集中だそうです。お問い合わせ先は
トリステロ・フィルムズ 090-6190-8588
e-mail:info@tristellofilms.com
いばしょクラブの次回の活動はこちらになります。↓
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
6月2日(日)横浜日石ホールにて
http://www.ibasyo.jp/event_off/detail-000038.html
参加費無料、入退場自由の不登校イベントです。
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手にとって摘もうとしたところで目が覚め
寝起きの ぼーっとした頭で なんであんな夢を見たのだろう と考え
そのままそんな夢を見たことすら忘れていました。
今 先日観た映画の感想をこのブログに書こうとして
ふと そのことを思いだし
どうしてそんな夢を見たのかもわかりました。
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ドキュメンタリー映画 さなぎ を 観てきました。
この映画は、不登校の経験者や保護者が集ういばしょクラブの企画イベントの一環として
そちら経由で申し込んでいたこともあり
又 映画を見た方の感想や新聞の紹介記事などを読んでも
不登校について描いた映画 というイメージが強かったのですが
観終わった後の私の感想は、だいぶ違ったものになっていました。
就活の履歴書の特技欄に
四葉のクローバーを一瞬で見つけられること と書き
東京に来てからは 村民だということを自慢にしているという
美大生の木下愛さんが、
このドキュメンタリー映画の主人公。
彼女の小学校3年生の時から 大学4年生までの14年間をカメラは追っています。
愛さんは小学校1年生から3年生まで不登校が続いたそうですが
冒頭で学校に行き渋る姿を描いているほかは
あまり直接的には愛さん自身の不登校には触れることなく場面は進みます。
ゆったりと穏やかな時間の流れ
長野県の美しくのどかな田舎の風景
素朴で子どもらしい愛ちゃんの感性
見守る大人の目線のあたたかさ
音楽は一切使わない手法は
自然や生活の音を際立たせ
臨場感をもたらし
よくできたホームビデオの延長線上にもあるようにも感じられるその映像は
私自身の子ども時代の記憶にも似て
ノスタルジックな気持ちに浸り、画面にいつの間にかぐいぐいと引き込まれていました。
この映画は 一人の少女が徐々に大人になっていく過程の記録。
そのなかである時期彼女は不登校だったことがあった。
それは別に不思議なことでも特別なことでもなくて
たまたまそういう個性をもっていた というだけのこと。
それは 良いとか 悪いとかの次元で語るべきようなことではないし
原因探しもする必要はないのかな。
映画を見終わった後は
すんなりと 愛ちゃんの不登校をそんなふうに受け入れていました。
愛ちゃんが 子どものころの柔らかくて豊かな感性そのままに自然と大人になりつつある
そのことがとにかく本当に素晴らしいな と感じ
周りの大人が温かく見守り さなぎの愛ちゃんを受け入れたからこその
今のこの愛さんの姿なのだろうな と思うと胸いっぱいにもなりました。
外から見るとあまり動かず変化もないようにみえるさなぎの時期
実はその内部は組織がドロドロに溶解して劇的な変化を遂げているのだそうです。
そんなお話を上映後のご挨拶で監督の三浦淳子さんがなさってました。
人間は昆虫のように変態することはないけれど
精神の成長過程としては実は同じようにさなぎの時期があり
その時期には外からはむしろ動かないように見えるし
外からの刺激は動き出すどころかかえって危険なこともあるけれど
心は見えないところで飛躍的に成長しているのかな
とそのお話を聞いて そんな風に思いました。
我が子や自分自身が不登校を経験した人はもちろん
そうでない人も とにかくひとりでも多くの人に
観てほしい と思う映画でした。
映画さなぎは横浜シネマ・ジャック&ベティにて5月24日(金)まで上映中
自主上映なども募集中だそうです。お問い合わせ先は
トリステロ・フィルムズ 090-6190-8588
e-mail:info@tristellofilms.com
いばしょクラブの次回の活動はこちらになります。↓
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6月2日(日)横浜日石ホールにて
http://www.ibasyo.jp/event_off/detail-000038.html
参加費無料、入退場自由の不登校イベントです。
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