今日は、昨日のブログに書き込みを下さった、たかくんのお話をきっかけに、私が伝統について思っている事を書きたいと思います。
言葉は、それが発せられた場面によっても意味が違ってくると思いますが、「伝統は今は壊すもの」という言葉だけを聞いて私が考えた事を書きますと。

何でも、新しいものを生み出す時や、時代の変化に対応していく為には、一度何かを壊さなきゃいけない時もあるのだと思います。

「壊す」といってもそれもいろいろで、本当に別物に変えていってしまうのか、そうではなく、いい意味で新しい物を取り込んでアレンジしていく、など。
他に、例えば、もともとは全く離れたとこに位置していたジャンル違いの「伝統」と「伝統」を掛け合わせたとこから新しいものを作り出す試み など。

そうした結果、いろんな人が伝統に親しみやすくなり、興味を示すきっかけを増やす事が出来るのなら素敵な事だと思います。

もちろん、そこには「本物の伝統」への敬意がちゃんと込められている事や、同時に、本物の伝統は本物の伝統としてしっかり守られていく事を願っています。

伝統や文化が、折衷して新しい文化が生まれる事も私は好きです。

何をするにも、どんな事を考えるにも、人の心次第で。
儲け主義の考えでしか、何かを作る事が出来なかったり、常に自分の利益追求で何かを利用したりする人もいます。

けれども、仕事って、もともとはどんな職種であれ「人のためになる事」がはじまりなんじゃないんでしょうか。
そう思って私は仕事をしたいので、「人の気持ちよりも会社の儲け最優先」という環境ではもう無理です。
本当の安全性や、消費者の事よりも、会社の都合、利益追求の企業が日本にはまだまだ多すぎます。
国の設けてる安全規準自体が日本は甘いです。
物の安全性について、程度の差はあれ、メディアが中国の事を取り上げて騒いでますが、世界レベルで見た時には今の日本にだって、見つめ直すべき問題が沢山あります。

日本の技術力は凄いと思いますが、衣食住について、「1番大事なもの」を置いてきてしまっていると思うのです。

この辺の話になると、話し出すと止まらなくなってしまうのですが…。

時間不足。
ゆとり不足。
コミュニケーション不足。
そういう時代だからといって「手っとり早く」という考え方は私は嫌なので。

そういう時代だからこそ、じっくりこだわって作り上げるもの、ずっと長く大切にされる素晴らしいもの。気持ちの豊かさを求めた時に、私は伝統や、職人さんを守っていく事が本当に大切にしたい事だと思います。
何も出来ないかもしれませんが、そんな思いで次への行動を考えました。

職人さんを大切にされている、たかくんにも、いつか私からも恩返しを出来るように、頑張っていきます。