あまり知られていない、食品添加物の裏事情・・・
こんにちは。最近は日差しの暑い日が続いていますね~!5月上旬の台風や各地の地震発生などなどなんだか異常気象的な変化が感じられる今日この頃なのですが、今日は食品の添加物について学んだ情報について載せたいと思います。 ネットショップ「ぽけねっと」では無添加食品やオーガニック食材・シャンプーなど、主に添加物のなるべく少ない食品の商品選びを心がけていますが、こうした安心食品の紹介というコンセプトのきっかけになったのは子供の出産でした。まだまだ体も小さく母乳と離乳食から栄養を取って生きている乳幼児期の息子ですが、特定の食品アレルギーがあるために毎日の食事の食材選びには慎重になります。母親である私にとって安心して食べさせられる食材を選ぶことは大切な日課になっています。 巷のスーパーで販売される食品はそのほとんどが大量生産されて市場に出回っている加工食品なので添加物はどうしても入っていますよね。ですからあまり神経質になっては何も買えず、夕食さえ作れません。最近はTVでも病気や健康に関する番組や食に関するテーマのもの(グルメ番組も含む)が多い気がします。高齢化社会を迎えたこともその原因のひとつかもしれませんが、それと同時に安全で良質な食品に対する関心も高くなっているのだとおもいます。 人はだれでも死ぬまで一生食べていかなくては生きられません。だから誰に対しても食品に関するテーマは無関係ではありません。そこで今回、食品に関するお役立ち情報を載せようと思いました。 ・・・先日、12日から新しく販売された浅草プレミアムパスポートの第4弾の内容を見にいこうかとおもって近くの本屋に立ち寄りました。そこでたまたま見つけた古本コーナーにあったのが安部司(あべつかさ)さんの著書「食品の裏側」(東洋経済新報社)という本。はじめて発行されたのが2005年で10年前の本ですが内容は10年後の今でも役立つ食品添加物に関する知識情報です。この本、実は70万部以上売れたベストセラーなんです。国内だけでなく韓国や中国・台湾にも翻訳出版されました。安倍さんは食品添加物を作る商社に勤めていたトップセールスマンで、食品製造の細かい製造過程や舞台裏を熟知している方のようです。私はタイトルに惹かれて1冊150円でこの本を購入しました。(2013年に再発刊された渡辺雄二(わたなべ ゆうじ)さんの「食べてはいけない添加物・食べてもいい添加物」という本も文庫本ですが内容的には似ています。ベストセラーのコーナーの列近くにあったので妊娠中に読んで参考にしていました.。)お二人とも食の安全に関する講演を全国各地で行っているそうです。 安部さんの本はとてもわかりやすく読みやすいので244ページを2~3日で一気に読めました。とても為になる内容だったので、全部載せたいくらいですが、長々書くのも無理ですので、そのなかでも特に驚かされた情報について載せますね。 その① 安い食品にはわけがある 「しょうゆ加工品」の例… ・・・よくスーパーで特売している商品があります。たとえば醤油(しょうゆ)ですが、1リットル258円の醤油が特売日に158円なんてことがあります。何も知らない私は自宅の隣にある100円ローソンで安い醤油を買っていましたが、実は醤油には「しょうゆ風調味料」と本物の醤油があるそうです。原材料のところをみればわかりますが本物は大豆・食塩・こうじ・小麦などしかなくてシンプルですが、しょうゆ風調味料には脱脂加工大豆やアミノ酸液、ブドウ糖果糖液糖、グルタミン酸ナトリウム、甘草、ステビア、カラメル色素、増粘多糖類などなど多くの添加物が入っています。しょうゆ風調味料と本物の醤油は見かけはそっくりですが製法は全く違うそうです。本物は一年以上かけてゆっくり作られますが、しょうゆ風調味料の方はコストも時間もそれほどかけずに混ぜ合わせて1か月も経たないうちに作ることができるそうです。呼び名で区別する場合、一般的には本物は「丸大豆しょうゆ」、後者は「新式醸造しょうゆ」として売られています。 昔ながらの自然な本物の醤油を作るためには1年くらいの長い時間がかかりますが、それをもっと早く低コストでできないかと考えて造りだされたのがこの「新式醸造しょうゆ」でした。しょうゆのうま味の素になるアミノ酸などは、それまでは麹などでつくられた酵素が時間をかけて大豆や小麦のたんぱく質をアミノ酸に、でんぷんを糖分に変えてゆくことで(発酵させることで)作られていましたが、時間をかけなくても大豆などのたんぱく質を塩酸で分解することで簡単に作られてしまうのです。これがしょうゆ風調味料のベースになっているそうですが、これだけでは醤油のような味も色も香りもないので本物の醤油らしく仕上げるために添加物が使用されています。化学調味料(グルタミン酸ナトリウムなど)でうま味を出し、「甘味料」で甘みをつけて「酸味料」で酸味をつけます。「増粘多糖類」を数種類入れるとコクやとろみがでます。色は「カラメル色素」で着色し香りづけには本物の醤油を少し入れて日持ちを良くするための「保存料」を加えると、しょうゆ風調味料は出来上がります。混ぜ合わせて作るだけなので簡単にできてしまうのです。。。たしかにとっても効率的に製造できますので売り手側としては「添加物」はとても便利な材料ですよね。けれども消費者は注意しないといけないです。自然な過程を経て出来上がった食物ではないからです。 「安い食品にはわけがある・・・」 ほかの食品と比べて安いものにはそれなりの理由があるのです。直接取引をすることで問屋の中間マージンがなくなったというスーパー側の言い分もありますがそれだけで2割も3割も安くすることはできないようです。同じ商品を安く売っても利益は変わらないように売るのがプロなのだと。そのために材料の質を落として添加物をうまく利用して「それなりのもの」を消費者に提供しているという実情が食品業界にはあるのだと知りました。それは賢く食品選びをするうえで役立つ情報だと思います。添加物をすべて排除することは無理ですが、できるだけ害の少ない添加物のものや、少ないものを選ぶことを習慣づけたいと思います。 キッコーマンの本醸造特選「丸大豆しょうゆ」 我が家では1リットルサイズをしょうゆさしに入れて使っています。これは原材料をみても、大豆(遺伝子組み換えでない)、食塩、小麦しかないので自然なしょうゆです。 こちらは100えんローソンで購入した、「こんぶのおしょうゆ」です。300mlで108円でしたが、裏に記載されている原材料をみると、いっぱい添加物が使われていました。製造元は青森県にあるワダカン株式会社というところです。お値打ち価格でキッコーマンの丸大豆しょうゆと香りもほとんど変わりませんが、しばらく匂いをかいでいるとちょっとツーンという酸味のようなものが鼻に強く感じてきました。ちょっと見づらいですが添加物がいろいろ入っています。<img src="data:image/svg+xml;charset=utf-8,%3Csvg%20xmlns%3D%22http%3A%2F%2Fwww.w3.org%2F2000%2Fsvg%22%20title%3D%22Placeholder%20for%20Images%22%20role%3D%22presentation%22%20viewBox%3D%220%200%20220%20293%22%20%2F%3E" alt="" width="220" height="293" <img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20150515/09/diary-friends/7f/7a/j/t02200293_0240032013307385215.jpg?caw=800" alt="" width="220" height="293" ・・・名称のところには「しょうゆ加工品」とありました。これがしょうゆ風調味料のことです。しょうゆ風味の調味料ということなので実際は醤油が少し混ざっているだけですから、あとはほとんどが添加物でつくった「しょうゆにみせかけた液体」だといっても間違いないです。 こういうことは、製造に携わった人しか知らないことだと思うので、開発・製造する側として働いていた安部さんのお話は、本に書かれていることが100%真実でないかもしれないけれどとても貴重な情報だろうとおもいます。 消費者側はそこまで注意して確認していないし、添加物に対する知識もほとんどないですから騙されやすいので、要注意ですね…。あと、特に加工食品などで値段の安い物やはよく表示を確認してから考えて購入するのがいいと思います。できれば無添加のものか添加物ができるだけ少ないものを選びたいですね。