抜け毛、白髪、細毛などの髪のトラブルには爪もみ、重症の脱毛症にも効果 | 原因と解決方法

原因と解決方法

どんな些細な悩みにも原因と解決方法があるものです。そんな悩みの種になっている原因と解決方法を調べています。
不眠、便秘、頭痛などの日常的に起こる症状についてです。

脱毛や薄毛の原因はストレスによる栄養不足

髪は、1ヶ月に1cmも成長する、非常に特殊な組織です。約10万本の髪が日々成長するためには、多くの栄養とエネルギーが必要になります。

そして、髪に栄養とエネルギーを届けるのが、血液です。頭部には、たくさんの毛細血管が張り巡らされてはいるものの、10万本の髪に栄養とエネルギーを供給するということは、とてつもない労力です。

 

また、頭部の毛細血管は、髪だけではなく、頭皮そのものにも栄養を運ばなければなりません。そして、そこから作り出される髪は、まさに人体の芸術品とも呼べる組織です。だからこそ、ちょっとしたストレスで血管が収縮すると、髪には大きな影響が及びます。 ほかの部位では、それほど問題にならない血流低下でさえも、髪への影響は計り知れません。

 

円形脱毛をはじめ、壮年性脱毛、女性の薄毛なども、これが原因です。 数日程度で消えてしまうストレスなら問題ありませんが、長く続くと、慢性的な血流低下(栄養不足)状態に陥り、髪を作る細胞に異常が出てきます。 いわゆる、できそこないの不良細胞が作り出されるわけです。

 

血液の白血球中のリンパ球には、不良細胞を排除する仕組みがあります。 しかし、血流障害が続いて不良細胞が多くなると、リンパ球が過剰反応を起こして毛根を攻撃し、不良細胞を排除しようとします。

その結果、その細胞が死んで、髪が抜け落ちてしまうのです。円形脱毛症は、長期間(3ヶ月以上)におよぶ不摂生やストレスなどにより、頭髪が栄養不足の状態に陥って発症します。 壮年性脱毛は、仕事のしすぎや暴飲暴食により、女性の薄毛は、更年期の体調の変化により、脱毛が起こります。

 

このように脱毛のメカニズムを見ると、治療のポイントは、まずストレスを減らすことです。十分な睡眠を取り、規則正しい生活を心がけてください。

 

一方、頭部の血流を改善させることも重要です。そのために大切なのが、自律神経のバランスを整えることです。自律神経とは、私たちの意志とは無問係に働き、体調を整えている神経です。自律神経には、正反対の作用を持つ交感神経と副交感神経があり、互いにバランスを取りながら、内臓の働きや血流、体温など、生命維持に必要なあらゆる機能をコントロールしています。

 

心身にストレスがかかると、交感神経が緊張し、自律神経の調整力が乱れます。 また、毛細血管が収縮し、末梢の血流が悪くなるのです。 患者全員に勧めて1ヶ月で髪が生えた場合もある 自律神経のバランスを整えるためにお勧めしたいのが、「爪もみ」です。

 

爪もみは、手足の爪の生え際にある井穴というツボを、指で刺激する健康法です。 井穴は、神経線嫌が密集している、非常に感受性の高い場所にあります。ここを刺激すると、直ちに自律神経に刺激が伝わり、自律神経のバランスの回復に役立つと考えられているのです。 また、東洋医学的には、このきツボを刺激すると、気(生命エネルギー) の流れがスムーズになると考えられています。

気の流れがスムーズになれば、血流改善はもちろん、さまざまな症状の改善にもつながります。実際に、爪もみを行うと、すぐに手足がポカポカしてきます。

 

これこそが、自律神経が調整されて、手足の血流がよくなったという、的な証拠です。 重度の脱毛症に悩む患者さんが多く診ていますが、当然皆さんにも、爪もみを勧めています。早期に爪もみを始めて、体を温めながら積極的に血流の回復を図った人は、1ヶ月ほどで髪が生える場合もあります。

 

とはいえ、髪は月に1cmしか伸びないので、最低3ヶ月は取り組んでください。自律神経のバランスが整って、頭部の血流が改善すれば、脱毛以外にも、白髪や細毛、枝毛、切れ毛など、あらゆる髪トラブルの改善につながります。 髪のトラブルは、体が不調を訴えているサインだと考えてください。

 

繊細な組織だからこそ、体の異常が現れやすいのです。脱毛の陰に、自律神経の大きな乱れや、何かしらの病気が隠れているのかもしれません。健康でいるために、神(髪)様のサインを見逃さないようにしましょう。

 

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