便秘薬は作用の弱いものから使う | 原因と解決方法

原因と解決方法

どんな些細な悩みにも原因と解決方法があるものです。そんな悩みの種になっている原因と解決方法を調べています。
不眠、便秘、頭痛などの日常的に起こる症状についてです。

薬を飲み続ける習慣がついてしまうと自然な便意が消失してしまうため、次第に量が増え、薬なしではお通じがなくなる、というパターンに陥りがちです。下剤を使って排便しても、スッキリした感覚が得られなかったり、または、効き過ぎて下痢になってしまうこともあります。

 

便秘薬はあくまで最後の手段として、上手に使いましょう。便秘薬には主に3タイプがあります。

 

1つが整腸剤。腸内の善玉菌を増やして腸の働きを整える薬で、もつとも効きめがおだやかなもので、下痢のときにも使います。

 

もう1つは便のカサを増やしたり、やわらかくするタイプ。塩類下剤、膨張性下剤といって、じっくり効いてくるタイプの薬です。

 

そして3つめは、腸を刺激してぜん動運動を促す下剤。漢方薬の大黄、センナなどの生薬の抽出成分を配合したものが多く、作用が強いため腹痛が起こることもあります。ひどい下痢になってしまう場合もあります。

 

飲む場合は、まず刺激の弱いものから始めるのがコツ。最初は整腸剤、あるいは整腸剤と合わせて便をやわらかくする緩下剤を使うといいでしょう。

 

量は説明書にある適応量より少なめにして、下痢にならないように気をつけましょう。同時に運動や食事改善につとめましょう。市販薬は種類が多いので、薬剤師に聞いて自分に合ったものを選びましょう。効かないようなら、医師に相談。

 

効くか効かないかの判断は1~2週間飲み続けてみてからです。漢方薬を利用する場合は薬剤店で相談を。漢方はその人の体力や症状に合わせて薬を選ぶので自己判断は禁物です。特にもともとの体質がとても重要視されます。薬の添付書類に2錠と書いてあったら1錠から、食後3回と書いてあったら食後1回からというように最初は少量から始めましょう。そして長い便秘が改善したら、薬はいったんやめて薬なしで排便できるようにします。

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