バリの旅 4日目 | アロマテラピーおうちサロン Adelante

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旅と人と自然が好き。
アロマセラピストMITSUKO の日々の暮らしのキラキラを綴ります。

ありのままの自分を生きる心地良さ

アロマテラピートリートメントで「自分の中心に還る」を感じてください





廊下の灯りのスイッチが
ドアの横にあることに気づいたおかげで
ようやく暗がりの中
落ち着いて朝まで眠ることができた。




朝、ヨガと瞑想をしてから
レストランへ向かう。




ホテルのフロントや廊下や階段に
いつもお花が飾られ
祭壇が今日も美しい。


この日の朝食もブッフェ。
美味しそうなお料理が用意されていた。


お粥とお野菜とフレッシュジュースを
2階へ持って上がり
たえさんに朝ごはんをご一緒して頂く。


途中から美穂さんも加わって
今日の午後のことについて話した。


私たちは滝に行きたかった。










午前中はヨガレッスン。

この日の先生はクトゥさん。

前回とは異なる
見晴らしの良い広々としたスタジオには
既にたくさんの人が集まっていて
マットの曼荼羅が広がっていた。





クンダリーニタントラヨガは
腹筋や脚の筋肉をこれでもかと
よく使うので

「もうできないよ〜」

と、すぐに音を上げそうになる


クトゥさんのレッスンでは
そこに 笑いが入り
スタジオ全体に笑い声が広がるので
なんだかとっても楽しかった。

素敵な素敵なレッスンだった。





さえこさんにお願いして、クトゥさんに
滝に連れて行ってもらえることになり、
お昼ご飯は朝市で買った
マンゴーとピタヤを
レストランでカットしてもらい
それにスープとジュースを頼んだ。



マンゴーとピタヤを
まるまる1個食べる贅沢。

甘くてジューシーでとても美味しかった。

雨季のマンゴーは最高。



美味しくて体に良いフレッシュジュース







午後、滝に向かう車の中で
クトゥさんに、今朝のヨガのお礼を伝えると

'You are happy, I am happy.'

って言ってくれた。





長い階段を降りて滝に近づくと
空氣が変わった。


お祈りをして、水で身を清める。





以前からずっとしてみたいと思っていた
滝行。




マントラを唱えながら
清冽な滝に入っていく。

轟音の中でマントラを唱える。





長い間あると思っていた詰まりが消え

頭の中が真っ白になって

水と同化して

自由になった






滝から出ると
身も心もスッキリしていた。

 



猿は神様の使い










帰り道の車の中で
私はプールの後の子どもみたいに
どうしようもなくお腹が空いて
それを言った途端、
私が言うのを知ってたみたいに美穂さんが

「ここに行こう!」

と言って、
クトゥさんは
レストランと食堂の中間くらいのお店の前で
車を止めてくれた。

美穂さんと一緒に
Bubuh BALI というお店に入った。









メニュー表を見てもサッパリ分からないので
食べている周りのお客さんたちに
聞いてみた。


いろんな人に親切に教えてもらって
Bubuh special というのを注文する。


レジのところに置いてあった手作りおやつと
レモネードも一緒に頼む。



田んぼに張り出した
竹で編んだだけの
頼りなさそうなウッドデッキへ運ぶ。

美穂さんが来るとき、けっこう揺れた。

それがおかしくて、大笑い。

8時ダヨ 全員集合の最後のオチみたいに
ウッドデッキごと
パターン!
て、倒れちゃうんじゃないかって

ま、それもいいさ

だってバリだもの



お粥みたいなごはんに
揚げピーナッツやゆで卵、チキンなど
いろいろなおかずがトッピングされ
チリが効いて
手作りの素朴な味が
しみじみと美味しかった。



Bubuh special



美穂さんが頼んだゼリーの飲み物が
大阪での打ち合わせのときに一緒に飲んだ
レモンスカッシュゼリーと同じ感じで、
しかもメイソンジャー風のガラスの容器も
同じだった。

私が頼んだのはレモネード

私にはシンクロして見えた。






夜はバリの伝統舞踊を観に
美穂さんとパレスへ行った。


ウブドパレスは16世紀に建てられ
その中庭で公演は行われる。


夜は昼間とは全く雰囲氣が異なっていた。




私たちが観た

'THE LEGONG OF MAHABARATA EPIC'

というグループの公演は
レゴンやバリス、トペンなど
8種類の伝統舞踊が楽しめるもの。





夜7時半

ガムランや笛や太鼓の演奏が始まり
しばらくすると美しい衣装を身につけた
男女が舞台に上がり
独特の目や手や脚の表情で 踊る。


傘を手に持ち
女性にかざす。

音楽と踊りの息が
見事なまでに ピッタリだった。






仮面を付けた踊りは
まるでお能の舞台を観ているようだった。




結界が張られ
舞台に何かが降りてきて
とりつかれているようだった。


最後の演目では
ガルーダという鳥が出てきて
闘い、盗まれた聖水を取り戻し、
また世界に平和が戻ったというような
ストーリーで
ちょうど寺院だったか
滝だったか に行ったときに
ガルーダの話が出たところだったので
驚きをもって 観入った。






そのストーリーが
今の時代にもマッチしていて
背中が感動でゾクゾクし 鳥肌がたった。

素晴らしい舞台だった。







タクシーは夜にパレス前で拾ったのに
とても良心的な価格をあっさり提示してくれ
夜の田舎道 私たちを乗せ 
安心安全に連れ帰ってくれた。






夜はパッキング。

翌朝5時にはホテルを発つ。