バリの旅 2日目 | アロマテラピーおうちサロン Adelante

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旅と人と自然が好き。
アロマセラピストMITSUKO の日々の暮らしのキラキラを綴ります。

ありのままの自分を生きる心地良さ

アロマテラピートリートメントで「自分の中心に還る」を感じてください



ほとんど眠れないまま朝を迎えた。

早朝 鶏の鳴き声が聞こえてきて
「オメテペ島で迎えた朝と同じやな」
と、ニカラグアのことを思い出す。

世界中どこでも、鶏は朝早くに起きて
遠くの鶏と会話するものらしい。

それからしばらくして
鳥や虫や動物たちの声が聞こえてきて
それに交じって
バイクが走る音が聞こえてきた。






朝ごはんにスムージーを作ってもらい
美穂さん、あいさん、
そして初対面のたえさんと朝ごはん。


このスムージー
フレッシュフルーツの香りがして
とっても美味しかった!




オープンエアーのレストランの氣持良いこと







昨夜の雨で濡れた大地や
木々の葉や家々の屋根が
朝陽に照らされ光るのを見て
南国に来たことを感じる。










この日訪ねたのはグヌンカウィ遺跡。

グヌンカウィは王家のお墓で
濁流が轟々と谷底を流れ
その崖に立派な彫り物が刻まれている。





その脇にある寺院で
チャナンとお線香で
バリの神様にお祈りを捧げる。

クトゥさんのお祈りが心地よく響く。





それから洞窟の中でしばし瞑想

バリに着いてから
フワフワとしていた氣持ちが
しんと静まり落ち着いた。

自分に還り、天と地と繋がり、
調和する 素晴らしい瞑想だった。

瞑想の後でクトゥさんが歌ってくれて
その歌が身体の中で
優しく心地よく響いた。





洞窟を出ると 空は青くて
なんだかこの感動を
しばらく味わっていたくて
すぐには話出せなかった。





グヌンカウィは谷の底にあり
四国の金毘羅さんみたいに
階段を上がり下りする。

行きに下りたから
帰りは上り。

サンダル履きで
えっちらおっちら上がっていると
たくさんの参拝客や観光客とすれ違った。


あの静けさの中で 
参拝と瞑想ができたのは奇跡。

バリの神様に迎え入れられ
守られていたんだな
と、思った。



もちろん朝早くに連れて行ってくれた
さえこさんとクトゥさんのおかげ。




すれ違うとき、バリの人は目を合わせて
微笑んで挨拶してくれる。


その人懐っこい表情が大好きだ。





坂道の途中の小屋で
神様への捧げ物のお下がりと
ココナッツジュースで休憩する。







側にはライステラスが広がり、
その周りには高い椰子の木が育っていた。

バリ島では
ココナッツの木よりも
高い建物を建てることは
法律で禁じられているらしい。

なんて素敵な法律なんやろう!






私たちはグヌンカウィを後にして
キンタマーニ高原へ向かった。

そこはバトゥール山とアトゥン山がそびえ
その前に大きなバトゥール湖が広がる場所。

バトゥール山は過去に何度も噴火している
活火山。

山の上に大きなカルデラがあるところなんか
ちょっと阿蘇山の風景に似ているし、
ニカラグアの風景にも似ている。





そこで雄大な景色を眺めながらの
ランチタイム♪







'サテ' というバリの焼き鳥が美味しかった。

バリのお料理はどれも
独特の良い香りがする。







食後、ここで働くイケメンウェイターさんと
大盛り上がり。


姿勢が良くて、声も良い!


写真を撮ったり、モテ具合を聞いたり。


やはりすごくモテるらしく
かっこいいこともちゃんと自覚しており。


でも、2歳の娘ちゃんにメロメロらしく
最後には写真を出してきて
幸せそうに見せてくれた。








帰り道、車に揺られてウトウトしていたら
もうホテルの近くまで帰っていた。


ホテルに戻ってから
プールでしばらく泳いだら
サッパリと氣持ち良く

それから美穂さんとたえさんと3人で
アフタヌーンティーを頂きながら
おしゃべりして過ごした。



夕方はホテルのヨガレッスン。

スタジオは良い風の吹き抜ける場所。






低音の声の響きが心地良いアグンさんのヨガで
身体を動かし
氣持よく汗をたくさんかいて
身体の反応に呼吸に耳を澄ませる。


とても素敵なヨガだった。




夜は近くのアシュラムで行われる
新月のセレモニーに参加。





しとしと降る雨の中
アシュラムに入ると
そこは想像していた以上に
奥深く広がっていた。


何も知らないのにこんなに神聖な場所に
同席させてもらっても、ええんかいな。


そう思いつつ、
初めてお会いする
アルサナ先生の背中を見ながら
さえこさんや美穂さんのすることを
見よう見まねで後追いする。



ヨガのマントラと重なるところは
ところどころ分かるところがあり、
歌と踊りはキールタンのように
同じフレーズやリズムの繰り返しなので
だんだん歌え踊れるようになってくる。



氣持いい。



楽しい。



何も知らない私のような外国人を
嫌な目で見る人は1人もおらず
むしろ目が合うと温かい眼差しで
嬉しそうに微笑んでくれる。


ありがたくて、居心地良くて、幸せ。




その後、美穂さんに
アシュラムの中を案内してもらって
ホテルに戻った。





アシュラムの中は靴を脱ぐので
足の裏は泥だらけだったが
身も心もスッキリして
充ち足りた氣持ちがしていた。






3日目へ続く