枚方市駅の京阪ストアで見慣れぬボトルを発見びっくり

 

フルボトルも販売されていたが、冒険を避けてミニボトルのセットを購入した。

 

レイクス蒸溜所は英国(イングランド)のほぼ中央に位置する蒸溜所のようです。なのでイギリスのウイスキーですがスコッチウイスキーではありません(スコッチの条件は複数ありますが、糖化・発酵・蒸溜をスコットランド内で行う必要があります)。

 

今や世界各国、日本全国でウイスキーの製造は行われているので、ロケーションを問題にすることはないでしょう。

 

購入したセットは、ポートカスク、シェリーカスク、オレンジワインカスクの3種類。

ポートカスクは、ポルトガルの酒精強化ワイン「ポート」の空樽を利用したもの、シェリーカスクも同じく酒精強化ワインである「シェリー」の空樽を利用したもの、そして最近話題の「オレンジワイン」の空樽を利用したものの3種類です。当然すべて後熟でしょう。

 

ちなみにシングルモルトではなく、レイクス蒸溜所のシングルモルトにスペイサイド、アイラのスコッチグレーンとモルトウイスキーをブレンドした、ブレンデッドウイスキーのシリーズです。

 

ちなみに、このオレンジワインは最近日本でも話題のそれではなく、スペインのアンダルシア州で生産される「ヴィノ・デ・ナランハ」というオレンジピールを浸透させて香りをつけた、リキュールを添加したワインのことのようです。

 

ざっくり感想を言えば、ポートカスクはあまり癖のない(少し個性に欠ける)ライトな印象、シェリーカスクが一番好みで、シェリー樽由来のフルーティーさに加え熟成感も感じられます。オレンジワインカスクは、強くありませんがフルーティーな香りが印象的(カスク由来?)、いずれもストレートで味わうのがよさそうです。

 

フルボトルはどれも1万円近くするので、ノンエイジのブレンデッドとしては高価な部類。機会があればシングルモルトを飲んでみたいものですビックリマーク

 

付録

日本で話題のオレンジワインは、赤ワインが黒ブドウを使用するのに対して白ブドウを使う以外は製造法は同じと聞きます。白ワインとの違いは、赤ワインもオレンジワインもブドウの果皮を果汁と一緒に使用するのに対して、白ワインは果皮を使わず、果汁だけを原料とする点です。