なんと前回の投稿からまた2ヶ月が経った。。。

 

Sちゃんとの地元旅行もいよいよ最終日を迎る!。

 

、なんか疲れていることだし、

面白くて目の保養ができるところないかな!

 

と。。。思っていたところ、

思いついた。

 

そう、地元民が愛してやまない

湖!

 

そして、ソウルフード。!

 

ただ!Sちゃんのホテルと

自分の実家は距離があり、この日の前日かなり歩きすぎたため、

10時ごろ、sちゃんのホテル前集合した。

 

お昼までちょっと時間があったため、

 

市内のラグーン、青草湖が眺められる、カフェへ。

このカフェは地元の他のカフェと違い、

雑居ビルの最高階にあって、

 

市内を360度眺めることができる。

 

やばい〜〜こんなに両側にいい景色があるカフェってあんのか〜〜

と呟きながら、

自分はいつも決まってアイスアメリカーノ、

友人はストロベリースムージ。

啜った。

 

 

    

なんかおかしいルーティーン笑

誰が昼食の前にデザートを食べるのか〜〜〜

                   Sちゃんもこういうカフェは初めてのようで、

景色を堪能しながら、写真をパシャリパシャリ。

 

シャッターを切っている音があっちこちから聞こえてたから

めっちゃ面白かった。

 

パシャリパシャリ〜〜

今でも耳に響いてくる

パシャリ音😛

 

喉も十分に潤したことだし!

 

Sちゃんと私は今度はお腹を潤しに🤭

このカフェを選んだ理由は

 

ビューがいいだけでなく、

あの地元民のソウルフードが

食べれるお店が近いから!!

🤩ジャガイモ団子スープ

。。。そのソウルフードは

ジャガイモの団子スープ

「オンシミ」というやつだ!!!!!

 

オン?笑

何気に疑問符笑笑

 

地元は「江原道」に位置している。

江原道は山が多く、昔から畑作が盛ん。

 

ジャガイモ、とうもろこしなどの作物の生産量が全国トップである。。。

 

オンシミは

 

ジャガイモ澱粉と下ろしたジャガイモを

団子の形に捏ね、

それから日本人の口にも合いそうな、

「煮干し出汁」で煮込んだ、

スープ型の料理。

 

口に入れると〜〜もちもちぷるぷるの食感。

それから口の中に広がるごま油と出汁の

絶妙な香ばしさ。

 

体をあっためる食べ物のため、

寒い時に食べたくなる郷土料理

 

*ちょっと写真をうっかり削除したため、ネットのものを使用

これは私、食べずにはいられない。。

誰にも勝てない誘惑である。←流石に言い過ぎ🤭

 

Sちゃんは味はあっさりしすぎて、

あんまりだけど、それ以上に食感が楽しいよ!と

満足げに言ってくれた。

 

それにしても、郷土料理って不思議。

食べたら、なぜかまた地元の一員になった気になる。

実際住んでもないのに。

 

このような疑問を残しながら、我々は食感を十分楽しんで、

例の湖へ向かった。

 

⭐️伝説に纏わる湖、永郎湖

 

韓国の東海岸の大きな特徴、それは海岸沿いに

「潟湖」が多い。

 

地元にも大きな潟湖が街のど真ん中にあり、ユニークな

街並みの形成に役立っている。

 

朝のカフェがある場所も。。青草湖という潟湖だし。

 

これも

「永郎湖」という潟湖。

 

永郎湖はかつて存在していた「永郎」という人の名前に

因んで名付けられている。

 

日本の飛鳥・平安時代、

朝鮮半島には「新羅(シラギ)」という国があった。

 

新羅には「花郎」という

若い男性からなる予備少年軍*がいた。

(なんか軍人になる前の弟子達的な?)

 

花郎達が金剛山(現在、北朝鮮にある紅葉が綺麗な山)の修練から

慶州(新羅の首都)へ帰る途中、永郎湖のホトリで三日間休んだそうだ。

 

花郎の一員、「永郎」という人がこの湖の風景にうっとり惹きつけられて、

そのまま居着いてしまったことから、

「永郎湖」と呼ばれるようになったと言われている。

 

 

季節ごとに変わる絶景

*春

 

*夏

 

 

*冬

 

 

この湖は厳しい開発制限があったおかげで

自然の姿を維持することができた。

 

どれほどこの姿を維持するのに時間が経ったのだろうか。

なんだか、自然の強さに改めて、関心した。

 

湖の真ん中に浮き橋があるため、

湖を半周することができる

 

一周するよりマシだが・・・

やっぱり疲れてまたカフェ。

 

カフェでは

酸苦甘辛鹹の五つの味がすると言われている。。

五味子という果物を使った

「五味子茶(オミジャ・チャ)」を。。。。

*下の写真の左

 

    

ここでちょっと!憩いのタイム。

 

五味子にはりんご酸、酒石酸などが入っていて、気管支の炎症、疲労回復に役立つと言われている。

 

夏の疲れ、冬の喉風邪の緩和に良いとされ、

韓国で親しまれているお茶の一つ!

 

コンビニとかでもボトルで売っているけど、

これは甘すぎるのであまり効果は期待できない。

*本物のオミジャチャは酸っぱいので好き嫌いある。

 

Sちゃんはこの酸っぱさが苦手だったのか、

結局、飲みきれず、1/3を残してしまった🤭

 

一応韓国では漢方でよく使われているものだけど、

中国では一般的な素材ではなくて

良い経験ができたと言ってくれて

なんだか嬉しかった😛

 

友人と最終日に巡った最後のスポット

灯台とチャペル。

 

*灯台

漁師の光。

2004年度にリニューアル工事がなされ、

元の姿とは違う。

1959年完成。

 

この灯台からは水平線が見れる。

風が強い日だと閉鎖😢

 

*東明洞チャペル

 

国家文化財

                *外観

                *内観(一部)

 

→1952年朝鮮戦争の時、チャペルのあたりに米軍が駐屯。

 

物資が足りない中、

なんとか米軍の使い捨てのドラム缶と周辺の岩を削って

建てられた。

 

朝鮮戦争時、建築されたチャペルはここだけ。

 

歴史的な背景や材料、建築方法が認められ、昨年

国家文化財に指定されたばかり。

 

ただ、このチャペルも築70年を超えていて、

老朽化は避けられず、

数年前に、外壁のリニューアル工事が行われている。

 

ここ巡って焼肉屋さんでお食事後、

解散。

 

その後、翌日一緒にソウルへ

 

最終日もSちゃんの喜びながら

シャッターを切る音を聞いて

締め括ったけど。。。

 

地元のいろんなところを

巡って、いつも思うこと

「こんなとこあったっけ」。

 

もしも自分にも

「こんなとこあったっけ」

というのがあるのかな?