不覚にもお友達のマドモアゼルBさんの急病全く知らなかった!ガーン

お!マドモアゼルさんが「生きていた男」を挙げていると思って訪問したら急病のことが書いてあり……この作品のおかげだえーん


いつもにも増して、マドモアゼルさんの作品紹介が際立っている…内容はここに譲ことにする。

 

この作品は、私にとっては特別な作品。

小学校の頃、父から映画の話は聞き、書店によっては映画の本を立ち読みしていた。その中の1冊に和田誠さんと山田宏一さんの対談である

「たかが映画じゃないか」があった。    

タイトルはヒッチコックがイングリットバーグマンに言った言葉から来てるらしい。名作に出たがっていたバーグマンにそういったと言う。私が言っても何のこともないが、あれだけ映画の細部にこだわりまくったヒッチコックが言うから、深いし名言になるんだろうな。

大変有名な本なので、今更何を言うこともないが、中に和田誠さんのイラストがちりばめられている。こうやって黄色いマークで囲ったように表紙の中にも、裏にも2人の対談のひとこまが、所せましと載っている楽しさ…欄外にも1口メモみたいな欄があり趣向が凝らされている。


一言メモみたいな欄ダウン


その後、和田さんの著書で、古今東西の映画のセリフを集めた「お楽しみはこれからだ」シリーズが同じ出版社から出た。私はそれを買い集める予定だったのだが、その矢先に北天佑に出会ったのである。なので「このたかが映画じゃないか」1冊しか買っていないと言う…口笛


話がいつものようにそれている。そして、この映画が、この本の中に記載があるのだが、、、なんとこの本の著者の2人は掟破りをしている!チュー


驚くことに…ダグラスフェアバンクスジュニアからも、直々に口止めされていると言うのに、この結末をしゃべっちゃっているのだ爆笑


しかも、「古い映画で名作でもないから、もう見ることでもないだろう」…と言う希望的観測で…ネガティブ今日のような配信時代が来るとは、ゆめゆめ思ってなかったのだろうな…グラサンとは言え、この2人の対談がなかったら、私はこの作品には出会っていないし、結末に触れてなかったら見たいとも思ってもいなかったらから別に恨んではいない。どちらかと言うとシックスセンスのネタバレを食らったときの方がショックだったかもしれないネガティブ


そしてイラスト

似てるか?

似てるかどうかあんまり関係ないかも目


2人の対談は、意外な結末から生きている男へと話題が移ってきます。少し本文を引用しますね。


Y)意外なシチュエーション。意外な展開、意外な結末で。意外な結末と言えば、よく宣伝文句なんかに、この映画の結末は、まだ見てない人には話さないでくださいってやつがあって…。


W) ほんというとさ、そういうことは言わないでほしいんだよね。意外な結末、あっと驚 くどんでん返し、というような広告があると、それでもうオチまでわかっちゃうことがあるわけだから。 


Y)観る前に。少くとも、意外な結末やどんでん返しがあるということがわかっちゃうわけだからさ。

W)「スティング」なんてバラバラわかっちゃったし。この間の「ドクターモローの島」もそうなんだ。「猿の惑星」のオチもわかったしね。びっくりする結末があります、 なんて言われると、ああ、このへんでこうやってるからラストはああなるんだなって、オ チを読みながら観ることになっちゃうからつらいとこなんだ。それをもう一回騙すぐらい のところまで、なかなかやってくれないからね。


Y) でも、オチがわかっていながら、何度観ても快く騙される映画があるでしょう。


W)一回目は、まず騙される楽しみっていうのがあるわけだ。その次からは、なんで騙さ されたのかな、と思いながら観る楽しみがある。観客をの準備を向うはやってるわけで、思いがけないところでフッとその解答があるわけだな。あ、ここで気がついてれ ば、もうちょっと騙されずにすんだ、っていうようなショットがあったりする。


Y )和田さんはやっぱり演出家だなぁ。1番騙された映画は何だった?


W)騙されたのは「生きていた男」が最高じゃないかな。「悪魔のような女」も相当騙されたけれど。

Y)「生きていた男」、これが言いたかったんだ!完全に騙されたからなあ…


引用終わり


この調子なんですよ…ニヤリ

これは見たくなるでしょうおねがい!?

たとえこのお二人がその後にネタを割ってたとしても…実物を見てみたいですよね…その思いを抱えて幾星霜…その願いが叶いました泣き笑い  


ある方が、この作品のソフトを見る機会を与えてくださったんです!もう二度と見られないと思ってた。この映画を!


私がしつこく言ってたからでしょうか?いえいえ、そんなもの忙殺しようと思えばできます。いくらでも。その方の思いやり💐友情🌹より他に何があるでしょうか?

その方より、映画への愛、知識、情熱に溢れた人を私は知りません。


その方のおかげで私は見ることができました。この作品を‼️この映画通の2人でさえ、もう見る事は無いだろうと言っていたこの幻の作品を❣️

本当にありがとうございます!😭



今は当然ながら、文庫になってます!