一粒の希望を


海の中に落としたコインを拾うかのごとく
さがす


見つかった気がして


必死で近づく



ああ ちがう


ちがうモノだった


あまりに広大で


何をしてるのかも

もう

わからない


光になって
照らしてくれたと
思ってた あのひとは

ただ暗い海に突き落としただけ


あたしは沈んで


海が
途方もなく
広くて

暗くて

恐ろしいのを知る


このまま

底に横たわって

朽ち果てるのが妥当なのか

もう 思考は定まらない


死ぬほど泣いても
海だから
わからないよ