「余韻」には色んな姿があるのですね。
コンサート後は強い余韻が出来てそれが徐々に減衰していく感じですが、土曜日に行ったニアジョイのリリイベで出来た余韻は大きくは無いが長く続いていきそうです。
コンサート後の余韻が強火で炒める中華料理であるならニアジョイリリイベは弱火でコトコト煮込む煮物のような感じです。
何時もは会場の中に出来る非日常を楽しむのですが、今回のリリイベはショッピングモールという日常を代表するかのような場所に出来た非日常を楽しみました。
前回に続きまだ書きたい事もあるのでその話題を書いていこうと思います。
でもまた余韻の話しになりますが、週末が終わり会社へと出勤する日常が戻ると何時もなら少しつづその忙しさに負けて小さくなっていく「余韻」、日常の代表格であるショッピングモールで行われたからでしょうかむしろその火が強くなっていく気さえしているのですよね。
大宮に行く訳ではないのですが国道沿いに同じようなモールを見つける度にステラタウンを思い出すでしょう、そしてまた「余韻」の火が点火されるでしょう。
ライブでのメンバーのパフォーマンス、お見送り会での笑顔、それはもちろん最高の思い出として心に残っているのですが他にもいいシーンをいくつも観てきましたよ。
ライブ中、偶然買い物に来ていたであろう親子、お父さんが小さな娘を肩の上に乗せてステージを見せてあげているのです。
そのシーンを見ていたらこのイベントの価値、意義が何処にあるのか、それを理解する事が出来た気がしましたね。
あの子はニアジョイを好きになってくれたかな。
この日も途中から合流してご一緒したブロガー仲間のぬくぬくさんが事ある毎にリリイベの復活を求めていられて、コロナ渦後に応援を始めた私にはそこまでのイベントなのだろうかと半信半疑な部分もあったのですがなるほどこういう事なのねって腑に落ちましたよ今回のリリイベに行って、確かにこれは可能なら実施した方がいいイベントだなと。
そしてそんな初体験になったリリイベ、メンバーと古くから応援されているファンの方との思い出話しの中だけに存在していてただそれを聴いているだけであった物をまたひとつ体験する事ができました。
それを体験させてくれたのがまたニアジョイ、イコノイを応援する中で応援始めた時には通り過ぎてしまっていた物をことごとくニアジョイが回収させてくれるのですよね、感謝しかないですよ。
ありがとね、ニアジョイ。
リリイベに行って良かった事はまだあります。
これはちょっと番外編みたいになるんですけどね。
12時になって一緒に昼食を取ったマーシーさんは優先エリアに入るための集合場所へと向かわれました、勝ち組なので。
負け組の自分は13時のライブ開始まで時間を持て余す状況になってどうしようからとプラプラしてると声を掛けてくださったのはしょこらのお二人、現場でご挨拶していただける方がいらっしゃるというのは嬉しいものです。少し雑談。
するとお見送り会のため買ったCDに入っていた生写真が珠里依さんだったと私にくださったのです、なんのためらいも遠慮もなくいただく私。
ここであることに気付きます、そう言えばトートバックの中に缶バッジがあったぞと、珠里依さんの生写真をくださった方は莉子さん推しの方なのですが緑衣装のアクスタ買った時に勢いで5個買ってしまったランダム缶バッジの内のひとつが莉子さんだったと思い出したのです。
これは変わりに贈呈しなければとバックの中をゴソゴソ、発見してお渡しする事が出来ました。
良かった。
次の日、体育館ディスコのCDから生写真とシリアルを抜く作業を実施して集めた生写真から珠里依さんを探します。
するとちょうどA版からD版まで一枚づつあるではないですか、積上げたCDはけっこうな数になってるのでコンプしても不思議じゃないんですけど確率的に言えば揃わない確率の方が当然高くて、良かったとひとりニンマリするのです。
あっとそこで気付いたのですよ、一枚づつって事は昨日しょこらの方にいただいてなければ揃わなかったと、そしていただいたのは丁度自分で引けなかった一枚だったのだと。
偶然現場でお会いして偶然入っていた生写真をいただいて、偶然それはコンプリートするための最後の一枚で。
偶然ってたまに粋な事してくれますよね。
今日、取引先のところで焼けてますねって言われました。
ええニアジョイのリリイベ行ったんでって言っても理解してもらうのに時間かかりそうなんで仕事の外回りで焼けましたと、取り繕いましたよ。
でもそんな焼けたっていう事実すらリリイベに行った証しのような気がして、心の中で少し自慢げになるのでした。