2階最後方から少し離れたステージの杏奈さんと笙古さんを見ながら、これでいいのだろうかと強く思っていました。

 

今こうして声援を送り、ペンライトの光を送り、視線を送り、コンサート会場で応援出来る事が凄く嬉しくて、こんなに幸せでいいのだろうかと思ったのです。

この幸せに見合う応援が出来たかは甚だ疑問ではありますが、足らなかった部分はこれからの応援活動で満たしていきます。

とにかく昨日のイコラブ有明公演初日は素晴らしくって楽しくって、その場にいられた喜びに溺れてしまって、幸せ慣れしてないものですから戸惑ってしまいました。

推しに、イコラブにありがとうを言いたいです、応援をさせてくれてありがとうと。

 

 

さてそのイコラブ有明公演初日ですが、色んな事がありました。

ツアーとして基本は今までの公演と変わらない部分が多いのですが各部でパワーアップしたコンサートでしたね、ファイナルの二日間、ギアを上げたというところでしょうか。

 

序盤は変わらぬセットリスト、ただ会場の雰囲気は最初から熱かったですよ、この有明公演は昼夜公演でなく一日一公演なのもあってかファンもこの2時間に出し切るぞって感じが開始前から漂っててOvertureから、いや映美里さん衣織さんの影ナレからもう熱気を感じる会場内でしたから。

 

「Junkies」から始まり最初のMC、映像に行くまででもうコンサートの終盤かのような盛り上がり、私の喉も終盤かの状況、ちょっとペース配分していかないとダイリリ歌えなくなるぞこれ、そんな序盤でした。

 

映像後の「どこが好きって言って」でしっとりするとカバーブロックへ、聞き覚えのあるイントロ、曲名を思い出す前に心が湧きます、そして超絶ヒロインだって後から気付きます。

メンバーがアリーナの通路に出てきて下からの歓声が物凄かったですね、黄色い声援が沢山聴こえてきてイコラブ現場だなあってなってました。

 

そして、センターステージに出てきた沙夏さんと舞香さんが歌うは「空白の花」、もうねウルウル来てしまってました。

頭の中には菜々風さんのステージパフォーマンスとMVを最初に観た時の思い出が蘇っていて、その時の感動を思い出しながらも今ふたりがふたりだけでしか歌えない「空白の花」を歌っていて、その歌声と歌唱に心惹かれるのです。

いや良かったですね、デュオで歌う事、その意味、意義を感じさせてくれました、カバーってこういうことだよなって思いましたよ。

私はどちらかを選べと言われればオリジナルを選びますが、もう一度沙夏さんと舞香さんの「空白の花」を聴けるとなれば間違いなくそのライブに行くでしょう、コンサートは一期一会、それを感じさせてくださいました。

 

そしてそれは次の曲もまたです、衣織さんソロの「誰もいない森の奥で一本の木が倒れたら音はするか?」

これもまた衣織さんならではの表現をして歌われていて聴けて良かったなって感動しながら聴いていました。

もう正直ここで元取ったなと確信してましたね、この時は。

 

さあ元を取った後がまた凄かった、いや最高でした。

「Kiara Tiara」、「Poison girl」、「狂想カタストロフィ」と続いた後に、センターに立つ舞香さんだけにスポットライトが注ぎます。

「誰にもバレずに」、行こラブ会には行ってませんので初めて観ました。

笙古さんの歌割りも多くてそれを聴けたのも嬉しかったですね、そうコンサート後に連番していたブロガー仲間の皆さんが笙古さんの歌唱が良くなってると言ってくださって、それも嬉しかったのですが、ちょっと恥ずかしさもあったりしました、推しを褒められて照れてしまいましたよ。

 

誰バレに続いたのがこれまた初めて観る「君の第3ボタン」、おおこの流れで来るのか、センターステージに移動するメンバーを見ながらその意外性に驚いたのです。

手堅いパターンを軸にして所々で予想を裏切ってくる、またセトリにやられました。

 

 

ノロノロのMV、今回はメイキング風でモニターに見入っていると何となくステージに違和感が、そうセットされる機材、そして人影、そう生バンドです。

きたっ、鼓動が早くなるのを感じます。

そして始まる「呪って呪って」、ハンドマイクに生バンド、マイクスタンドを持って出てくるメンバーのカッコイイこと。

 

ここから本編ラストまで盛り上がりっぱなしでしたね、途中電話BOXの演出も切らずにあってバンドと電話BOXというコラボも見れました。

ドライブデートもナツマトペも夏祭りも青サブも、そして=LOVEもバンドサウンドと共に最高のパフォーマンスで、それに負けないファンの声。

 

「探せダイヤモンドリリー」

最高潮に達して迎えていたのですが、メインステージからメンバーがセンターステージに向かう時に舞香さんが転んでしまって、マイクも飛んで結構な衝撃そうだったので心配しました。

メンバーみんなが駆け寄って確認します、何処か痛めたりしてたら大変ですからね、杏奈さんが顔を上げてなにか仕草をして、楽曲止めるかなと思っていたらモニターに映る笑顔。

どうやらそのまま続けられる状態のようでホッと一安心。

 

自分にとってはツアー最後の参戦、最後のダイリリを熱唱して本編終了。

 

会場は熱気に包まれたままでアンコールを求めるイコラブの声も強く多く聴こえてきます。

舞香さんの治療があったからなのか少し長目の時間がありましたが会場のボルテージは下がることなくアンコールへ入っていきます。

 

特報など発表もなく変わらずのセトリでしたが当然盛り上がったままで終了。

最後のトリガーまでその楽しさを継続させたままでした。

 

生バンドやカップリング曲などこれまでのツアー公演と違う演出もありファイナルらしさを感じつつもそのコンセプトや軸の部分は変わっておらずツアーの良さも改めて感じました。

そしてファンの声も沢山出ていてメンバーにもそれは伝わったでしょう。

 

確かに会場は広く、メンバーは遠いです。

それでも近くに来てくれる事もありますし、きっと私達の声やペンライトの光や見つめる視線は見つけてくれていると思ってます。

 

今日の有明公演二日目、ツアーファイナルもまた昨日に負けないくらい、昨日よりも盛り上がる素晴らしい公演になるのでしょう。

 

行かれるファンの方、メンバー、皆さんが楽しめる公演であることを願ってます。

 

公演が終わったら、カメコさんの写真でその楽しさをおすそ分けしてもらうつもりです。

それもまたイコラブコンサートの楽しみで、行けなくても楽しめるのは良いですよね。