こんにちは。

 

日本武道館、そのステージの真ん中、スポットライトから放たれる白い光線を浴びながらひとり「はにかみショート」を歌う菜々風さん。

その姿を前にして自然と涙がこぼれ落ちていきます。

不思議な事にあまりにも幸せな時にはそれが現実ではないのではと疑ってしまいますが、この時も自分が観ている光景が現実ではないのかとちょっと伺ってしまいました。

こんなに幸せな時間を過ごしていいのかな、ただそんな想いになる時間でした。

 

 

ツアーファイナルノイミー武道館公演の二日間が終わりました。

昨日あった二日目、ファイナルの感想は参戦されたブロガー仲間の「そらいろ」さんが記事にしてくださるでしょうから楽しみに待つとして、私は自分が参戦した初日の感想を書いていこうと思います。

 

冒頭の部分は本編後半の生バンドが入っての4曲目、「はにかみショート」の始まりを菜々風さんがひとり歌唱した時のものです。

自分の中ではこの場面が一番印象に残っていて、歌う菜々風さんが記憶の中でカメコさんの奇跡の一枚のように輝いたまま切り取られて保存されています。

 

今回、座席は連番したブロガー仲間の「ぬくぬくさん」が応募してくださったのですが、なんとアリーナ席、しかもセンターよりの座席で前から10列目、今まで武道館ではイコラブ含め他のアーティストさんのライブでも2階席した当たらなかったので初めての景色を観れました。

どの席にもその席でしか見えない風景がある、席位置にはそこまで拘りがないもののステージが近ければメンバーの表情もわかりますし何しろステージを見下ろすのではなく見上げるのはライブ感が増すものです。

 

 

その素晴らしい席から多くの素晴らしい場面を木曜日に観させていただきました。

セットリストは振り返れば王道で、可愛い系から始まりユニットブロック、ダンスブロック、そこからカッコイイ系に入り後半は盛り上がる系、エモーショナル系の定番曲。

それでも飽きの来るものではなく、2時間半近くになる公演時間の中で集中力が切れる箇所はありませんでした。

 

特に中盤の「天使は何処へ」からスイッチが入っていく感じがするんですよね、あの曲を見てると声を出すとかフリコピするとかなくてステージに見入ってしまうのです。

観てる自分がコンサートに入り込んでいくんです。

 

特に今回の武道館のセットリストでは天何処の後に「P.I.C」、「チョコレートメランコリー」とファンがプレイリストでベストを作った時なんかにやりがちな曲の並べ方をしてて、もうねそうだよね、そうなんだよってただただ心で留飲を下げるばかりで。

 

 

前半だって沢山好きな場面があったんです。

「マシュマロフロート」でちゅるりちゅるりして、ポニキュルでは出てきたマイメロちゃんが思ったよりデカくて。マイメロちゃん多分離れた場所から見た方が可愛さ感じるかもです、あんまりちゃんと観れると着ぐるみ感が勝ってしまって…

でもカメコさんの写真を見るとちゃんと可愛く写ってて流石マイメロちゃんってなりました。

 

他にもありますよ、ユニットブロックでは菜々風さんがひとり出て来てこれは「空白の花」かとペンライトをせかせかと白に変えて待ってると「誰もいない森の奥で一本の木が倒れたら音はするか?」で慌てて黄色、緑に戻したり、でもオリジナルメンバーの誰森は久しぶりに嬉しかったな。

 

ダンスブロックのラストに出てきた詩央里さんと希来里さんのふたりのダンスも圧巻でした。

ここまでふたりがひとつのユニットになってダンスするのは初めてじゃないでしょうか、少なくとも私は見るの初めてでダンス経験ないので何がどうしてあの動き、動作になってんだかさっぱりですがとにかくカッコイイなんですよ、凄かったです。

ひとつお願いしてもいいなら、もうちょっと長くふたりのダンスを観たかったです。あと15秒あればお腹いっぱいになったのに、腹八分でした。

 

 

まだまだあって、これは全体のどの部分だったか完全に忘れてしまったのですが、美玲さんが会場全体を端から端まで見渡しながら感慨に耽ってる表情をされている場面があって、ああ今美玲さんはステージから武道館を感じているんだな、そんな風に思えたのです。

 

そう言えばこの武道館ではメンバーが客席に出れませんからトロッコを利用して2階席、スタンド席、アリーナの奥の席のファンに近づいていっていました。

私の席からトロッコを見るとメンバーの後ろ姿が見れるのですが、その先にはどの角度でもペンライトの光があってメンバーからはファンの姿がこういう風に見えてるのかとメンバー目線を感じたのです。

この時に気付いたのですが、結構上の方までファンの方の顔とか見えるんですよね、よくメンバーが2階、3階まで見えてるよーと言ってくださりますが、それは比喩的表現でなく実際に見えてるだって思ったのです。

自分も基本はコンサートで遠い席、高い席が多数を占めますがそんな席の時でも気を抜かずに推しに応援を届けようとしないといけませんね。

 

 

さて、ツイートをみてても初日、ファイナルとその数が多かった生バンドが入ったブロックの感想。

やっぱり印象に残ります、私も多分に漏れずで記憶に感情と共に沢山ストックされました。

どれも書きたい事ばかりですから長くなりそうなので次回、書きたいと思います。

 

 

開始前、会場に着きアクスタとかのグッズを購入した後に、このブログを読んでくださっている方とお会い出来ました。

ブログを書いている身としては、それがきっかけで実際にお会い出来るというのは嬉しい限りです、ありがとうございました。

しかも笙古さんの写真もいただいてしまって、ほんとありがたいです感謝です。

 

私だけでなく、あちらこちらで初めましての声を聴きました。

大きな会場で多くの人が集まる、そこにまた新しいコミュニケーションが生まれる、メンバー同士、メンバーとファン、ファン同士、絆もまた増えていった二日間になったのではないでしょうか。

武道館の素晴らしいコンサートの思い出と共に。