パリと香港に拠点を置くこの学校を皆さんはご存知でしょうか?
少しだけ公式サイトからお借りして説明すると
…
レコール ジュエリーと宝飾芸術の学校の目的は、フランスを拠点として世界各国の方々にジュエリー文化を広めることです。
レコール ジュエリーと宝飾芸術の学校は、ヴァン クリーフ&アーペルの支援のもと、2012年にパリ ヴァンドーム広場に設立されました。以来、通年で行われる講義のほか、さまざまなプログラムをフランス語と英語で提供しています。 これまでに世界40以上の国々から3万人以上の方々が、パリや主要都市での講義、インタラクティブ トーク、エキシビションに参加しています。
定期的にイベントを開催しておりLeodiamondも何回か受講しております。
今回のこのイベント!
忙しく忘れかけておりましたが優しいRCOさん
のおかげで行くことができました。
今回の内容は…
予約をすると講師から詳しい説明を受けることができます。
一点一点歴史、宝石、背景など説明を受けます。
かつての美しい宝石達が、あまりそのまま残っていない理由、皆さんは想像できますか?
あと数点見ていきましょう!
主人はここである事に気づきます。
「Leodiamondの宝石ってさ💎これに比べるともちろん小さいかもしれないけど光ってない?」
そうなんです。
宝石はどんなに素晴らしいものでも、当時は磨く技術がまだまだなんです。
そして、こちら!
昔の貴婦人は、ご主人が亡くなると最低1年は喪に伏すことになります。
その後も暫くは派手な宝石はつけれないため、このようなものが多くなるんです。
本物はもっと暗く黒に近い色になります。
そして…
こちらの商品
どんなに美しくてもお姫様ではないし、つけていくとこってありますか?
そうやって時代の変化によって、少しずつ…
受け継がれるたびに作り替えたり、磨き直したり…
デザインが変わっていくため、あまり当初のままという状態では残らなくなっていきます。
(18世紀〜 宝石は代々引き継ぐものとされていて、子供が3人いたら1つのネックレスから3つのアイテムを作って引き継ぐって事もあったそうです。)
こちらは香港人のデザイナーがデザインした一品
最近のものとなります。
美しい、磨く技術も発展しキラキラだし
当時ではあまり使うことのなかった真珠をうまく組み合わせたアイテム✨
好みです。
そして例として出されたのがこちらの組み合わせ
宝石がドレスと比べると長すぎませんか?
せっかくデコルテで魅せたいのにドレスが邪魔してますよね。
ということで、この持ち主はネックレスを短くし、ブレスレットと指輪などセットにして使ったそうです。
そしてこんなに沢山の(まだまだありました)商品が香港で展示される理由分かりますか?
匿名ではありますが、この宝石達を所有してる方がぜひみんなにも見てほしいと言って貸し出してくれたそうです。
きっと香港にいるあそこらへんの方ですね。
私たちにはなかなか触れる機会がない貴重な商品の数々、商品によっては親友の椅子と交換したジュエリーってのもありました。
今後世界の拠点をまわる機会があればぜひ見てみてください