ある朝 意図せずの 絶妙な晚にフリーズ
素直なリアクションにplease
教えて てるざ とぅるーす
キミがいなくなってもう２日。
まだ信じられない。気が付くとキミのことばかり考えてた。
僕が18歳の夏の日。キミに出逢い、それからずっと僕の側にいてくれた。雨の日も風の日も。行きたいところどこにでも連れて行ってくれたよね。ありがとう…
２月８日 稽古がオフだった。朝、動かないキミを診てもらおうと専門の方を呼んだ。そしてしっかり治してもらって、舞台本番が終わったらまた一緒にどっか行こうと思ってた…
なのに…
専門家：『え～ 廃車ですね』
オレ：『はっ？うそ～ん！ちょっと疲れてるだけじゃぁ… ？』
専門家：『こればっかりはどうにも…』
オレ：(ブロークンハート…)
専門家：『じゃぁ最後に写真でも』
オレ：(カシャっ！)
撮っちゃった…
突然の出来事に、僕は心の準備もできず何が何だかわからないまま…書類にサインした。
オレ：『さっ…最後にもう一度…、また…またがせてください！』
と、ゆっくりキミの上にまたがり、そして背中(？)に頬を寄せ、全ての思いをこめ抱きしめた。
オレ：『ありがとう』
キミ：『…』
トラックの荷台へと運ばれ、よろしくお願いします！と伝えた。神聖なる儀式だった
ゆっくりと動きだしたトラック。キミはちょっと流し目で僕を見てた…
『9年間ありがとう！ご苦労様！』とオレ
キミ：『…』
クラクションとともに左折し、暖冬の晴れた空の下、消えていった…。
(曲 フェードイン)
そばにいたのに感じた距離？
そばにいたから見えない距離？
心触れたキミの ブオ～ン(噴かし音)の
余韻でプレイ～ィ
ターララララッタラー♪ タララララー♪ … … …♪ (フェードアウト)
ありがと～う★ 相方のミツより