3月13日。 ようやく日本語で読むニュースに初めて『侵略』の文字を見た。

 

この記事に書かれてある議論はいずれも他力本願。

 

橋下さんも櫻井さんもその主張する所は同じコトのように聞こえてしまう。

 

ウクライナ侵略で中国の役割めぐり、橋下氏と櫻井氏が激論 (msn.com)

FNNプライムオンライン 

 

 

同時刻(3月14日午後10時)に閲覧できた記事のタイトルだけスクショしてみた。

 

日刊スポーツ、産経新聞、朝日新聞、共同通信。

 

いずれも『侵攻』の用語にこだわりを見せている。

 

 

 

 

 

では、その議論の的になっている国際政治だが、その『本質』は何だろう?

 

ここで、参考になる分かりやすい記事を見つけたのでタイトルをスクショして、

 

本文も貼り付けておこう。

 

「プーチン氏を切り離せ」中国の政治学者が異例の警告。「永遠の友はいない」と一刻も早い行動促す (msn.com)

 ハフポスト日本版 

 

この記事の政治学者とは胡偉(こ・い)氏のことで、彼は中国政府の直轄機関が設置した研究センターの幹部も務めているという。

 

記事の一部抜粋をすると、

その記事のタイトルにもなった胡偉氏の提言とは

「中国はプーチン氏と一緒にまとめられてはいけない。できる限り早く切り離すべきだ」

ロシアと西側諸国の対立が深刻化すれば、中国に向けられていたアメリカの注意がロシアに向き、プラスの効果はあるとしたものの、「それはロシアが倒れないことを前提にしている。プーチン氏が権勢を失えば、同じ船に乗る中国は必ず影響を受ける」と指摘。「“永遠の友はおらず、永遠の敵もいない。あるのは永遠の利益だけ”が国際政治の基本法則だ」とし、一刻も早い決断を求めた。

中国はロシア側に対し「プーチン氏の可能な冒険を阻止するために明確な行動を取るべきだ」としている。「中国は世界で唯一その能力を持つ国で、この独自のアドバンデージを生かすべきだ。それにより国際社会から広く賞賛を得て、アメリカや西側諸国と関係を改善する契機にもなる」と締め括っている。

 

 

この文章(胡偉氏の提言)が指摘する内容は、中国政府の公式見解とは異なるものだ。

 

中国のネット空間では批判的な意見も出ていて、中国SNS・ウェイボーに280万人以上のフォロワーを抱えるインフルエンサーは、「アメリカと手を組み、ロシアを捨て、西側に跪くよう主張した」と批判。「中央と対立する路線の意見を、公に提出するべきではない」などと主張した。

 

 

こうして赤文字で抜いておいた部分だけを読んでなんとなく感じてもらえるだろうか。

 

永遠の利益ってあるけど誰のための何のためのソレなのかハッキリとしない。

 

つまり、何も具体的な事を言っていない文章だと理解できる。

 

ただし、ハッキリとした事もあってそれは国際政治の『本質』を捉えている。

 

どれほどの議論を尽くそうが、国際政治の『本質』って『無責任』である。

 

そのつもりで読めば、どんな記事を読んだとしても腹を立たないで済む。

 

その『本質』を押さえていないで読むから腹を立てることになる。

 

だってそうでしょう。 

 

『無責任』な議論を読んでいても解決策なんてどこまでも出てこないんだから。