NHK第一AMラジオ。 

 

日曜日の午前6時台は『落合恵子の絵本の時間』。

 

2021年12月12日の放送は、絵本『あかいてぶくろ』です。

 

林 木林(はやし きりん) 文/岡田千晶 絵

  

 

 

 

今回のお話の主人公はなんと「あかいてぶくろ」です。

 

 

 

 

おはようございます。 落合恵子です。

 

 

一冊の絵本をひらく時、貴女のもう一つの旅が始まります。

 

 

絵本は、生まれて初めて本というものに出逢う最も小さな人から

 

 

年齢制限なし。  深くて豊かなメディアです。

 

 

今朝も、短い絵本の旅をご一緒に。

 

 

今朝の一冊です。 『あかいてぶくろ』です。

 

 

表紙は、真っ赤な手袋が雪の上に置いてあるんです。 

 

 

手袋というよりも、ミトンかな。

 

 

自分の手を乗っけてみたんですが、入りそうです。 大きさが。

 

 

小さなおんなのこ。 あかいてぶくろが、おきにいりです。

 

 

ひだり と みぎ。 いつもいっしょにでかけます。

 

 

ゆきを かきあつめて、ゆきのたまを つくるときも

 

ひだりと みぎの てぶくろは、 いつも いっしょです。 

 

 

 

でも、ある日のこと。

 

おんなのこは、 みぎの てぶくろを なくしていましました。

 

どこに いったんでしょう?

 

見つけたキツネが 「これは ニンゲンのこどもが おとしたにちがいない。」

 

と、木のえだに ひっかけてくれます。

 

 

かたほうだけに なってしまった ひだりの てぶくろ。

 

なんだか シンと さみしいきもちに なりました。

 

 

てぶくろは ウサギの いっかに ひろわれます。

 

ホットカバーになったり または ノネズミたちの ねぶくろになったり。

 

 

リスは 「お日さまのにおいがするさ。」 と、だきよせたり。

 

 

てぶくろは いろんなところで 

 

 

いろんなどうぶつたちの いのちによりそってくれます

 

 

 

 

 

 

片方だけの手袋。 旅はまだまだ続きそうですよね。

 

 

今日は70年代のヒット曲をご紹介していきますね。

 

 

映画でも話題になりました。 クイーンの「ボヘミアンラプソディー」。