SNSやツイッターは『馬鹿発見器』と揶揄されて久しい。

 

『馬鹿発見器』とメディアが言い出したのはバイトテロが騒がれ始めた2016年頃だから

 

もしかしたらリオデジャネイロ五輪の時も出場した選手や審判団に対する誹謗中傷は

 

あったのかも知れない。

 

 

ツイッターは匿名投稿ができるかどうか(そもそも使わないので)知らないが、SNSは

 

匿名での書き込みが可能だと聞いたことがある。

 

それをいいことに、出場した選手のSNS上に誹謗中傷を書き込む人々がいるという。

 

 

松本人志さんは今日のワイドナショーでこう言及していた。

 

 

『僕は芸能人なので、SNS上での誹謗中傷はずっとされ続けてきたし、そうしてくる

 

人達って文句言いたい人なんで僕は反応しないで来ていた。

 

選手のSNSに直接誹謗中傷を書き込む人たちって先がどう影響していくのか想像

 

する事が出来ない人たちだと思うんですよ。

 

今回の東京五輪期間中でも選手の更新がアクティブだと読んでもらえると思うから、

 

誹謗中傷を書き込む訳でしょう? そうすると読んだ本人はテンションが下がって

 

パフォーマンスがだだ下がりになってその後の試合結果にも影響するとなると、

 

また大会期間中はSNSの更新中止とか規制が入るようになって純粋に応援して

 

いた多くのファンたちの声が選手に直接届かなくなる事態もあり得るんですよね。

 

こういう一部の文句言いたい人が結果、国力を削ぐことをしているというか・・・。』

 

 

 

 

私はSNSなどの直接のユーザーではない。

 

だが、一連の報道から情報を入れて観察する限り、こういう『文句言いたい人』という

 

のは昔から一定数いた。 昔の人は球場にまで直接足を運んで選手に直接文句を

 

言ってきた。 特に、熱狂的な阪神タイガースファンは選手たちにとって有難い存在

 

なんだけど、期待通りの活躍が出来ない日には同じファンからボロカスに言われる。

 

阪神タイガースファンは、選手たちの目の前に自分達の顔を晒している。

 

自分達の顔を選手たちに晒したうえで直接誹謗中傷を球場で叫んで選手に届ける。

 

それを見る限り、愛と憎しみは表裏一体だと理解できる。

 

 

阪神タイガースファンは選手たちのSNSで誹謗中傷をするだろうか?

 

自分の顔と名前の両方を選手たちに知ってもらっていたら、敗戦のミスをした時などには

 

誹謗中傷をカマすだろうと推測する。

 

そうでないなら、直接球場で選手の前に自分の顔を晒して誹謗中傷するだろう。

 

 

SNS上ではそれがない。

 

どこの誰が誹謗中傷しているのかすら分からない。

 

だったら、何とでも書き込めるんだから自分の都合のいい応援メッセージだけ読めば

 

いいし、誹謗中傷を見かけたら無視して反応しないことだと思う。

 

だって、相手は選手たちの顔と名前を知っているのに誹謗中傷してくる相手は匿名

 

のままなんだから取り合う必要すらないはずだ。

 

 

SNSで匿名の書き込みをして相手を揺さぶってやろう、貶めてやろうという言動を

 

する『文句言いたい人』はリア充にはなれない不幸な匂いがする人だ。

 

自分の事に忙しい人ほど、他人のSNSなんかに触れている時間はないからだ。

 

だからSNSで発信するのは自由だが、それに対する返信に期待を寄せてみたり、

 

いいね!の数を気にする必要もないはずだ。

 

まともな生活を送っている人は他人事に構っているヒマが惜しいほど自分の事に

 

夢中だからだ。 『文句言いたい人』みたいな暇人なんか一切相手する必要はない。