『孤独のグルメ』シーズン6 第2話。 淀橋市場の食堂で食べたガッツリ朝食のお話。
最高だ!
9時3分の市場食堂で生姜焼き定食の充実。
うん💛 美味い💛 生姜焼きのタレをつけたキャベツ。
これは、名もなき一つの料理だ。
美味いという、生命の実感。
食べながら考えてたんだ。 納豆を食うタイミング。
大丈夫。 この店には、あの手がある。
『すみません。』『はぁい。』 『ご飯のお替わり茶碗八分目で下さい。』『はぁい。』
『茶碗八分目!』 『ごちそうさまです。』
『あぁ!ちょっと!源ちゃん!ホイ!』 『あぁ。どうもありがとうございます。』
『おう! しっかりやれよ! 若いの!』
源ちゃん専用おにぎり・・・。
『女将、おにぎり俺が払うから。』『はい。』
頑張れ。 源ちゃん。
『はい。お待ちどう。』 お替わりお新香、嬉しい。
シャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカ
納豆は、混ぜると混ぜただけ、応えてくれる。
シャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカ
シャカシャカシャカシャカシャカ・・・・・
(熱々のご飯で納豆飯)
よぉし!
白飯と相思相愛。
地味だが、しっかり仕事する納豆は
朝ご飯に欠かせない名脇役だ。
最後はやっぱり、コイツで。
街の食堂が少なくなっている今、こんな定食を食べられる幸せ。
生姜焼きでご飯をかっこめる歓び。
俺は今、生きている。 これ以上、何を望む?
味噌汁の海の滋味がこの定食に深みを与えている。
市場朝食。 完食。
『あぁ~。』
『ごちそうさまでした。』
『すみません。お会計お願いします。』 『はい。』
『1450円になりまぁす。』 『はい。2千円から。』
『お釣りは550円でぇす。ありがとうございましたぁ。』
『お客さん、初めてですよね。 よかったらまた、
来て下さぁい。後ろに市場のお休みの日も書いてますんで。』
『あぁ~。 ありがとうございます。』『またお願いします!』
『美味しかったです。 ごちそうさまでした~。』『ありがとうございました~。』
朝。 しっかり飯を食うのは労働の基本だな。
身体中に血が巡り、ファイトが湧いてくる。
今日はまだ始まったばかりだ。 一日しっかり働くぞぉ~。