『孤独のグルメ』シーズン6 第2話。 淀橋市場の食堂で食べたガッツリ朝食のお話。
プラス、小鉢の連打でいきたい。 『すみません。』 『はい。』
『豚バラの生姜焼き定食を下さい。』『はい。』
『豚バラ~!』『はいよ!』『それと、納豆と筍の土佐煮、
明太子、あとトマトの酢漬けも下さい。』『はい。』
『ご飯は丼とお茶碗を選べますが。』『じゃ、丼で。』『はい。』
『お後、納豆、筍、明太子、トマト~!』『はいよ!』
『ごちそうさん!』『はい!ありがとうございました。』
『はい!いらっしゃーい。』『腹減ったぁ!』 『俺、アジフライで。お願いします。』
『いつもの作っといて出しとくね。』
『じゃ、ちょっと行ってきます。』
『いってらっしゃーい。』 忙しそうだな。
『女将、俺ねチャーシュー麺。』『はい。』 『昨日、俺何食べたっけ?』
『え~。 メンチカツサラダ。』 『そうだった。』
『じゃ、塩鮭。 ご飯軽めで。』『はい。』
『アジフライ、チャーシュー麵、鮭、ご飯軽め!』『はいよ!』
店員の動きがいい。
忙しい中でも気配りがある。 これは美味いモノが期待できる!
『え?』『お漬物どうぞ。選んで下さい。』『じゃ、これを。』『はい。』
『はい。どうぞ。』『じゃ、これ。』 『置いとくわね。』
色んな組合せの漬物を用意しておいてお客に選ばせるなんて。
素晴らしいな。 一番いい加減になりがちな処を。
『お待たせしましたぁ。』
『お味噌汁はしじみのお味噌汁でぇす。はい、どうぞ。』
いやぁ、朝から凄い事になっちゃったな。 『いただきます。』
おお!質実剛健! 空腹にズバッと応えるこの香りと生姜のパンチ!
やっぱり、豚バラ生姜焼き定食は、定食界でも別格だなぁ。
このタレ! ご飯が進み過ぎる。
この時期、筍の文字を見ると
条件反射的に頼んじまう。
やっぱり、美味い💛
四季のある日本。 旬のある幸せ。
一口サイズで三切れ。
この店の小鉢は小鉢然とした量で嬉しい。
このサイズでこの破壊力! ご飯の劣勢は必至。 その劣勢を凌いでくれるのが、
この大根おろしってコトか。
豚バラは飯の巻き食いが出来るのがいいんですよ~。
ほぉ~ら💛 美味いぃ💛
付け合わせのキャベツも、この店では立派なご馳走だ。
ほほぉ~。 こうなるか。
驚いた。 めちゃくちゃ美味いじゃないか!
タマネギも効いてる。 この手があったか!って感じ。
さすが、さすが。 青果市場。
野菜が漏れなく美味い。『はい、いらっしゃい。』
『肉豆腐。茶碗八分目。』 『はぁい、肉豆腐茶碗八分目!』
『いやぁ、腹減った。 あざっす。』『で、どうだった?』『いや、自信ないっすね。』
『まあ。ちゃんとやれよ。』『請負には発注掛けたんで大丈夫っす。』
シーズン6 第2話。 淀橋市場の豚バラ生姜焼き定食(後編)へ続く