『孤独のグルメ』シーズン５ 第１０話。 退院直後に食べた亀戸のヤンチャ飯のお話。
食べるんだ。そこに山があるのなら。
『いただきます。』
うわ。濃い！ まさにガツンだ！
病院食ですっかり大人しくなった胃にはヘビーな丼。
予想以上のヤンチャ飯だ！ 『美味しそう～💛』／
『凄い量だね。 ネギ。』
『こうすると丁度良くなるんだよ。』 あ・・・。
そっか。 混ぜるのか。
おぉ。 ご飯が真っ赤になっちゃった。 これならどうだ？！
うえ～～。 容赦ない味付けだ。
でも、これは？！ 鶏のレバーか。
こいつはいいや💛 これぞ、娑婆の味。
特濃・甘辛。
甘味に辛味が勝っているのが俺好み。 ちょいピリ。
でも、水が欲しくなる。
『あ”ぁ～。』
『まいどぉ～。』『おぅ！今日は早いね！』『道、空いてたんでね。』
『はい、これ。まいどあり～。』『どうもね～！』
『はい！これ。追加ね～。』『はぁい。』 ええっ！まだ追加するの？
純レバのタレを絡めとるには、あれだけの葱が必要だったんだ！凄い！
『はぁ～。ごちそうさま。』『ありがとうございます。』
『会計一緒で。』『はい、１８００円です。』『ありがとうございます。』『はい！セット！』
『はい、丁度ですね。いつもありがとうございます。』 『お待たせしました！』
『ごちそうさま。』『ごちそうさまでした。』『はい！ありがとうございました！』
セットって、半純レバラーメンってことか・・・。
『うん💛』
ここで一旦、汁休憩。 嗚呼、スープ。 大事。
餃子が助かるぅ。 『うん💛』 今の俺にはこいつの助けなしに
純レバ砦を落とすのは難しかった。
『はい、お願いします。』『はい、どうも。』
あ～っ。 水がススむ。
１２月だってぇのに、汗びっしょり。
よし！ いくぞ！ 純レバ。
くるなぁ～。 コレ。
このガツンと濃い味丼飯が、
俺の五臓六腑に火をつけた！
どんな飯とも、真向勝負できる幸せ。
美味しいは健康の証。
味とは、生きている実感だ！
ズズズズズ／
よぉ～し、これで！ 社会復帰だぁ！
『ごちそうさまでした。』 『あっ・・・。』
食後に薬、服まないと。
『ありがとうございました！』 いやぁ～。 燃えたぜぇ～。
純レバ丼！ またカップル・・・。
まさか、この店。 亀戸のデートスポット？！
さて、帰ろう。 あぁ～、家の布団が恋しいなぁ～。
