『孤独のグルメ』シーズン2 第1話。 古風な喫茶店のクリーム入りあんみつのお話。

※ロケ地の昭和堂さんは、現在閉店されたそうです(食べログより)

 

多摩川を越えれば新丸子かぁ。 軽く食べ物屋の調査でもするか。

武蔵小杉か。 いつの間にか高層マンションがあんなに・・・。

いきなりあんだけの住人が外から入って来て見降ろされてる街は大丈夫なんだろうか?

        お湯割り?食堂で? 昼間から?         超満員?!

平日の真っ昼間だぞ?! えーっ?!

      『ありがとうございましたー。』        酔っぱらってるのか?!

     なんなんだ?!この食堂は?!   う~ん、やっぱり落ち着いた普通の街だ。

     『ここか。』 さて、仕事だ。  ワンツースリー・・・ 『失礼しまーす。』

ワンツースリー・・・ ワンツースリー・・・『あの、すみません。』 ワンツースリー・・・

        『すみません!』 はっ!     気が付きませんで、失礼致しました。

・・・ところが、会う予定だった主宰者さんが渋滞にハマって遅れてるらしい

30分後に出直してくることになった五郎さん 時間潰しで街ブラを始めた

     ・・・30分。 少し歩いてみるか。                 うん?!

         おォ! これは!                

                     へぇ~。        あ、ココで食べられるのか。

     『いらっしゃいませ。』                   『どうぞ。』

     色々あるなぁ。 これ、ぜんぶ氷か。   結構メニューが豊富なんだな。

     『すみません。』 『はい。』       『クリームあんみつを下さい。』 『はい。』

店の感じといい、メニューといい、何処にも新しさのない処がホッとする。

「節電」もメニューみたいだ。 なんだか、昼寝でもしたい気分になっちゃった。

『お待たせしました。』

 

  『いただきます。』                 ほう、アイスクリームタイプか。

とろけるようなのもイイが、このしっかりタイプのアイスも悪くない。

う~ん、コイツもしっかり豆々しているぞ。 しっかり豆だ。

 リンゴはちゃ~んとウサギさんだし。

桃缶のこの甘ったるさがこういう店ではしっくり美味い💛

豆と寒天。 これが美味い甘味屋は信用できる。

焼肉屋で云えばキムチのような、その店の試金石だ。

食べ進むにつれて、具が混ざって味が変わる。 それが嬉しくて堪らない。

間違いない。 こんな店こそが、近所に欲しい店なんだよ。 美味かったぁ。

『ごちそうさまでした。』 『ありがとうございました。』