平成元年から年上の先輩とお付き合いをしていたことはテーマ
「昔の恋バナ」で書いた通りです。
20歳当時は大学のサークル、アルバイト、そしてお付き合いと多忙でした。
当時、近所に住んでいた高校生たちとも交流があって、年下は男子学生との
付き合いが多かったです。現在彼らは、45歳ぐらいになっていると思います。
今日のアメトピを読んでいたら、読書感想文の書き方という記事を見つけて
しまい、30年前の記憶が突如として蘇ってきました。
私がゴーストライターとなって書いた読書感想文が、大阪府教育委員会の推薦
を受けてしまい、内閣総理大臣賞のコンテスト作品として出品されそうになった
というエピソードです。
以下、記憶として蘇ったエピソード話です。
本のタイトルは忘れてしまいましたが、日本の古代生物学研究者が、水族館職員の
協力も得ながら生きたシーラカンスを捕まえにアフリカの深海まで漁に出掛けて
見事生け捕りにした実話を書いた本を私が読んで読書感想文を書いて高校生の
彼に渡すと、彼は清書してそのまま学校に提出したそうです。
その読書感想文は、大阪府教育委員会まで巻き込んで、推薦を得て東京で
開催される内閣総理大臣賞のコンテストに応募しようかという処まで話が往ってしま
ったそうです。
慌てた彼は私がゴーストライターだということを担任に告白して、コンテスト応募
の話しは結局なかったことになったそうです。
後日、こんな大ごとにまで発展してしまっていたと聞かされ、彼は「兄ちゃん、あんまり
本気出して書かんといてえや。」とイジってきたので、「お前こそ、東京ぐらい一遍行って
くるぐらいの度胸出しぃや。」とイジり返したことまで思い出しました。
もし彼がド厚かましくも、黙ってコンテスト作品として内閣総理大臣賞にエントリーしていたら
どうなっていたのでしょう。もし、内閣総理大臣賞を受賞していたらと思うとゾ~ッとします。