満員電車内である。
10月7日土曜日午前10時50分頃、JR弁天町駅から
ちょうど乗り合わせた車内に英語圏の乗客達がいた。
若い男達がずっと喋っていて、若い女達が林家パー子か!
とツッコミを入れたくなる甲高い声で笑っている。
男たちが喋ってる内容は実に下らない。
朝から納豆たべてる金髪女性を見ただの、奈良に着いたらSNSで
紹介されていた店のあれが食べたいだの、若い女との会話って
食べることしかないのか?と、じっと聞き耳を立ててると、今度は
自販機で買った清涼飲料水の話へ。
天王寺駅に着くまでの10分の間、食べたり、飲んだり、安い買物
をした話だったりとそればっかり。
日本人が英語に触れる目的は、外国文化に言葉で直接触れること
であって、グルメ旅行話なんか英語で聞かされるのはかなり辛い。
案外、若い日本人旅行者も似たり寄ったりなのかも知れないけど
お里が知れるってもんだ。