面白い日本舞踊をちょっとご紹介♪

日本舞踊では、色々な踊りがありますが、
7人で 一つの舞台を作る
出し物〜演目があります。

          「乗合船」 乗り合い船です。


最近は、あまりお見かけしませんね。


発表会に出演するにあたり
せっかく多額な費用をかける為、
1人で踊りたいのは、心情!

1人が寂しい方は、ペアの2人立ちで、
出演したいですよね。
費用も少しお安くなったりするのもあるし。

もっとお安く〜なんて思う方は、
本来、1人で踊る踊りを3人や4人って言う手もあります。
衣装が、色違いだったり
それは、それで華やか見えます。



「乗合船」は、7人共に役柄が、違います。

・太夫さん

・才蔵

・船の船頭

・大工

・甘酒売

・舞妓

・芸者

太夫さんと才蔵と船頭 以外は、
少し役柄の内容が、その会毎に変わったりします。


太夫さん  は、
漫才の太夫(たゆう)さん

才蔵は、太夫さんの相方で、ボケ役
才蔵の方が、身分が下です。


新年のお祝い毎に、三河から江戸へ
船に乗って漫才コンビが、出稼ぎに行く途中のお話に設定されてます。

主役は、太夫 と 才蔵 です。

あとの方々は、役柄(仕事)ごとに踊り分ける趣向。

大工 と 芸者 が絡んで踊ったりします。


それぞれの踊りの後に、
漫才師が、居るのでお見せするって感じです。
面白、可笑しい 踊りです。


全員が、踊り終わると、
7人が、一緒に船に乗って

7福神 を表現して〜想像させて

幕となります。


7人が、まるで違う役 職業と言うのが、
面白いですね^ ^

機会が、あったら是非 ご覧になると
良いと思います。

昔からの情緒ある一場面です。
のどかな気持ちになりますよ。


つたない一節
ご覧頂きありがとうございます。