2024年3月16日
抗がん剤のミニボトルも空になり、向こう2週間は各種検査を行いながら様子見
治療開始にあたり、実は最上階(9階)から7階に移った。
9階と異なり建物の端には大きな窓はあるものの、非常階段前とあって椅子に座って景色を楽しめる所ではなさそう。
デイルームとか無いかなぁ~と院内を散歩がてら探す。
…あった!
陽当たり良好!自販機(水やお茶しか買えないけど)完備、雑誌類完備!良いとこ見つけた!
これから此処を俺の安らぎの場所にしようっと!
…たったこれだけの事なんだけど、癌になってはじめて小さな幸せに気づけるようになったかなぁ~
やはり景色が見えるのは、良いもんだなぁ~
週刊誌にも癌に関するネタは多い。
確かにパッと見だけど、生存率だの緩和ケアだの、果たして俺みたいなステージの者が生き残れるのか不安を煽るような記事も多い。
街のクリニックの広告もおまけでね
たださ…
たださ…
そもそも此処の病院の医師みたいな腕利きのスペシャリストですら「それは治療を始めてみないとわからない」とコメントするような事柄を、こんな週刊誌レベルに載ってる事を鵜呑みにしては、治るものも治らないよな…
情報社会たる世の中には、真偽がはっきりしない情報も溢れかえってる。
癌みたいに先の見えない病に罹患したら、そりゃ藁をも縋る思いで情報をかき集めるのは人間の生存欲求として自然な事だろう。
でも余計な事考えてると頭疲れるんだよね。
もうこの際アホ(ただでさえ大バカ親父なのに…)になって、目の前の皆様を信じて自分の命の炎を守りきる事だけにする。
肩の力抜いて、明日の治療に立ち向かって行こう!
…もうなるようにしかならねぇや!