「……に、してもよく俺相手に逃げ出さなかったな」
外の空気を吸っていると、忙しそうに携帯を見ながらも梶本雪也がそんな事を言ってくる。
美琴様とは本当、正反対な性格だ。
「貴方から逃げる程腰抜けじゃありませんから!」
敵対心丸出しで言い返してやる。
「まあ……美琴様があんなに褒めているのは初めて見た」
携帯をいじっている手が止まり、ふっと笑いながらそんな事を言ってくる。
「 ━━━ぅくっ……ちょっとイケメンだからって……私がそんな事で惚れると思ったら大間違いよ!」
「誰がてめぇみたいなちんちくりん惚れさせるかっての。思い上がんなアホ」
「ちんちくりん!?アホ!?あのね、貴方さっきから初対面の人に向かって言う台詞じゃないんですけどッ!」
「俺は本当のことを言っているだけだが。 ━━━まぁ……人が絶望しているところが見たいだけだ、と言った方が良いか? 」
き、危険だッ!!!
超笑顔で凄い危険な事言ってる!?
Candyからの投稿