かんさいいすなう | DIALOG IN THE DARK ☆ スタッフ ブログ

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まっくらやみのエンターテインメント DIALOG IN THE DARK で働くスタッフのブログです♪

こんばんは。
スタッフのコスギです。

すこし前の話ですが今年の夏は、初めて大山崎山荘美術館に行ってきました!
その時に開催していたのは「かんさいいすなう」展。


展覧会そのものが椅子がテーマということもあって、
基本的に展示されている椅子たちは座ることが出来たのが良かったです。
人によって好きな椅子の感触は違うと思いますが、私が座っていて楽しかった椅子は、
座る部分は布貼りで、骨組み部分は木で出来ているもの。

個人的にたくさん椅子に座って面白かったのが、
座った途端に自分の中でその椅子を使うシチュエーションがありありと浮かんでくるものがあったということ。
座っても何にも浮かばないものもありましたが、
好みの椅子は座った瞬間にどんな風に自分が使うか、というイメージがわいてきたのが不思議で面白かったです。

私の好きな椅子に座った時に浮かんだイメージは
「静かな自分の部屋、夜、照明は足下&ブックライトのみ、読みかけの本と傍らには暖かいお茶」
というものでした。


展覧会以外では、大山崎山荘美術館そのものの建物がとても面白く、
本館は、綾辻行人さんの館シリーズに出てきそうな雰囲気ある建物。
大正から昭和初期に建てられたもの。
新館は安藤忠雄さんが建てたコンクリート打ちっぱなしの建物。
私が訪れた時には、主にモネの睡蓮と椅子が展示されていました。
モネの睡蓮に囲まれて椅子に座るというのも贅沢な時間の流れ。
贅沢な時間と言えば、本館の建物の中には、今は作られていないオルゴールの音が聞くことの出来る時間がありました。
ドイツ製の100年以上前のオルゴール、高さは背の高い男性ほどあって、音が刻み込まれた金属の盤が回って実際にオルゴールの音が奏でられる様子を見ることができます!
奏でられる音も、とても柔らかくて暖かくて素敵。
同時に色々な音色が聞こえてくるのも、本当に職人の手仕事はすごいなあ…としみじみしました。


あとは、本館にあるティールームで飲む珈琲はとっても美味しかったです。
見晴らしがとてもよく、緑と眼下に広がる街並も楽しみながらお茶ができました。



現在、開催しているダイアログの秋バージョンも展覧会がテーマ。
もちろん、まっくらミュージアムカフェもあります!
「みる」をさまざまな角度から感じることが出来ますので、
まっくらやみの中で芸術の秋を体感してみてはいかがでしょうか???