『メイク初心者の為のOnly One美眉ﾚｯｽﾝ♡』
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こんにちは。
ヘアーメイクアップアーティストの大野美絵です。
さて。
前回の続きから『UVA』と『UVB』が私たちに及ぼす影響の違いからお話しますね
まずはわかりやすく、海とかに行って肌が真っ赤に焼けたりヒリヒリする日焼けの原因となる紫外線が『UVB』にあたります。
UVBはUVAよりも波長が短いため、人体に影響を及ぼすエネルギーが強く、肌表面の細胞を傷つけたり、炎症を起こします。
主に皮膚ガンやシミの原因になります。
ただ波長がUVAよりも短いため、オゾン層や雲に阻まれやすく、地上に到達する量は意外と少なく、全紫外線量の約10%なんですね。
一方UVAは、UVBほど、肌に急激な影響を与えません。
日に当たってすぐに肌を焼くというような、すぐ目に見える肌への影響は引き起こさないので、UVBよりも肌への影響は少ないと思われがちですが。
実は実は。
UVAは波長が紫外線の中で最も長く、しかもオゾン層や雲を通り抜けやすいので、地上に届く量はUVBの約20倍以上。
肌に与える影響は、肌の角質層・表皮を通り抜け、その奥の真皮層まで届き、コラーゲンを変性させ、肌の弾力低下やしわ、シミの原因を作ります。
またメラニンを作り出す細胞の活動を活性化させる作用もあるので、肌を黒くさせるのも、この UVAが原因となります。
しかも。波長が長いUVAは窓ガラスやUV加工のないカーテンなども透過するので、車の中や日当たりの良いお部屋の中にもUVAは侵入してきます。
そして肌の奥深ーくまで、じわじわと長い時間をかけて蓄積され、、気づかないうちに肌に悪影響を及ぼす厄介な紫外線なのです。
また紫外線は髪にも多くのダメージを与えます。
影響としては、パサつき・ごわつき・ツヤがなくなる・褪色・キューティクルの破損が挙げられます。
よく海やプールに行って髪の毛がバッサバサになったうえ、色が落ちたという話を聞きます。
ただでさえ紫外線は髪にも影響を及ぼしているわけですが、さらに髪が濡れている状態というのは、髪にはなかなかの危険な状態なわけです。
髪は表面をウロコ状のキューティクルで覆われています。
キューティクルは髪を外部の刺激から守ったり、髪の内部から水分の蒸発を防いだりするお役目なのですが、しかしそれはキューティクルが閉じた状態での話になります。
キューティクルは濡れると開く性質があり、開いたキューティクルには髪を保護する機能が働かなくなります。
だから美容師は髪を洗ったら乾かせというのですね。
濡れたまま寝るなんてもってのほかですよ！
なので。
『濡れた髪＝キューティクルが開いた状態』は、髪はとても無防備なわけです。
装備していた鎧がどっかいっちゃた！的な。
そんな濡れた髪の状態に紫外線を受ければ。。そのダメージたるや。。
当然の結果なわけなんです。
そして紫外線は上から降り注ぐだけではなく、アスファルト、水たまり・水面、雪面などからの反射により下からも紫外線を浴びたりもしますので、前後左右上下360度気をつけないといけないのですね。
特に雪面は80%から90%の高い反射率なので、スキーやスノボをさせる方は、紫外線が少ない冬の時期だからといって紫外線対策を怠ってはいけません！
ましてや平地より山地の方が紫外線量も多くなりますからね。
そう思うと完全に紫外線をシャットアウトすることは不可能なわけですが。
でも長袖の服を着る。
つばの大きい帽子をかぶる。
日傘をさす。
日焼け止めを塗る。
それだけでも、だいぶ紫外線をカットできます。
なるべくなら、美肌・美髪は保ちたいところですよね
次回は
日焼け止めでよく見る『SPF』と『PA』の意味や選ぶ基準についてお話ししようと思います。
紫外線について書いていたら、意外と長くなってしまいました。（笑）
では。
あなたの知らないかもしれないUVの世界①
http://ameblo.jp/dial-m316/entry-12271220809.html
あなたの知らないかもしれないUVの世界③
http://ameblo.jp/dial-m316/entry-12271385949.html
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