このジャンルでは評価の高い作者さん。ホラーは全然読まないので知りませんでしたが、なるほど、すごい。
映画ほどの怖さ、というのは漫画では正直感じられないのが僕なのだけれど、これは想像力や感性の問題で、この作品は十分のクオリティ。
「子どもたちが屠殺ごっこをした話」これが少し衝撃だったけど、グリム童話なのね。さすが、グリム童話って感じ。
「ザ・キャッチャー」これも印象深い。同名映画のコミカライズらしいけど、ほぼオリジナルだとか。顔が醜い女の起こす悲劇。ものすごい惨劇に、少し哀愁漂う雰囲気。
「炭焼き又六」子の亡骸を抱え、行方不明の妻を捜し夫が森を彷徨う話。恨みというのは、恐ろしいなという話。ナレーションメインの「聞いた話」として語られる物語。ホラーは、「自分がそこにいるような感覚」は必ずしも必要ではないのだな、と思った。まあ確かに、怖い話ってそういうものだもんね。
ちょっとグロテスクだけど、そこそこ漫画や映画に触れていれば問題はないレベルかと。入門編と言えるかどうかはわからないけれど、ホラー初心者的には読みやすく適度に不気味で、漫画自体も上手かったです。
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