研究所から抜け出し外の世界に初めて訪れた少女、紗名。彼女は「想像したことを現実のものにする」超能力の持ち主。研究所には同じような力を持つ人間も他にいて、彼女らは「アリスの夢」と呼ばれている。
紗名は中でも特殊で「赤の女王」と呼ばれており、能力が他と比べて段違いらしい。ただまだ子供なので能力をうまく使いこなせない。
研究所は紗名の能力を危険視し、かつサンプルとして実験の材料にしようと企てているため脱走した紗名を捕らえようと活動する。対して紗名は、研究所に閉じこめられた「アリスの夢」の仲間たちを助け出そうと決心する。
そんな紗名が偶然にも出会ったのは、日本古来の由緒正しき頑固じいさん、蔵六。
「曲がったことが大嫌い」な蔵六はハチャメチャする紗名や研究所からの追っ手諸共お説教を食らわす程。
そんな蔵六との出会いが紗名の運命を大きく変える…という話。
まだスタート段階だけれど、良質なSF。今井哲也さんの作品は好きなのでこれも期待大。
情報量が多く構成も少し癖があり最初は読みにくいし時間がかかる。でもしっかり読み解いていけば作者の情熱も伝わってくる程の濃密さが感じられる。
じいさんが、嫌味のない本当に厳格さのあるいいじいさんだから、活躍に期待せざるを得ない。やはり、面白い。
| アリスと蔵六 1 (リュウコミックス) | |
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