2012年10月23日(火)13時前、ネコは永眠しました。
14歳の猫生でした。
10月22日の夜は、まだ自分で歩き、垂れ流しのこともありましたが、自分でトイレに行っていました。
しかし、日付が23日に変わったころから急激に体調が悪化し、腰がたたなくなりました。
水皿の前でウトウトし、ボーッとしている様子でした。
水皿の前で一晩明かし、これはマズイと23日の朝イチで獣医へ。
「腰が立たない」と言うと、獣医師はかなり渋い顔をしました。
肝臓で解毒出来なかった毒素が、脳へいっている可能性が高いという説明がありました。
正直、今自分の周りで起きていることにどの程度反応しているかわからない(意識レベルがどうなのか)という発言も。
脱水が進んでいること、翌日が水曜日で休診であることから、夕方まで点滴を可能な限り入れたいとのこと。
「意識レベル云々という状態で点滴は、延命なのでは?それならば、点滴もやめたい」と言いましたが、とにかく今は点滴をということでした。
9時半過ぎ、ネコを預けました。
病院を出るときに振り返ると、ネコは診察台の上に顔を乗せてウトウトしています。
あり得ません。
動物はよっぽど体調が悪くても、慣れない場所にいるときはシャキッとします。
この段階で、私はお別れを覚悟しつつありました。
家にいても落ち着かないので近所をウロウロしていると、13時すぎに携帯が鳴りました。
動物病院からです。
「ネコが、亡くなりました」
慌てて病院へ駆けつけると、診察台の上に、目を半開きにしたネコが横たわっています。
全力で戦ったあとでした。
低血糖が見られたので、ブドウ糖を中心に点滴をし、診察の合間に様子を見に行っていたところ、息絶えていたと。
眠るように逝ったのでしょう。
翌日、ネコは荼毘に付されました。
黄疸もなく、糖尿もなく、フサフサの毛で、大好きなデニッシュアンパンを食べていると思います。
私の先代猫、オットの先代犬、その他大勢のお友達とくつろいで、私が召される日を待っていることでしょう。
正直言って、肝臓の治療については全く納得していません。
しかし、ネコは老化も進み、インシュリンを4年、肉腫から2年半も頑張ってくれました。
胆管肝炎なのかどうか、もうどうでもいいと思っています。
ネコは、シリンジごはんも頑張ってくれました。
私の最愛の生き物が頑張ったことだけを記し、このブログを終了します。
画像は、2012年10月23日の朝、最後の獣医に行く前のネコです。
ちょっともう目がいっちゃってますね。
インターネットで猫つながりで知り合った皆さんには、たくさんの情報をお寄せいただき、ネコも私も助けられました。
とても心強かったです。
ネコが私に残してくれた「つながり」です。
ネコの分も、お礼を申し上げます。ありがとうございました。