ミンジュンに、今の状況や場所を、LINEで何通も送る。


即、既読になったけど、返事はない。






パニックになり電話を掛けてしまう。

ミンジュンは、電話に出なかった。








それからも、店員たちは納得せず、言い合いに。

軟禁状態。





フライトの時間が、迫っていた。





私は「ポリス!ポリス!」と大声で叫び、洋服の入った袋を床に置いて、逃げ出そうとした。






おばさんに右腕を掴まれた。

おばさんは、真っ赤な顔して発狂して何か叫んでいた。






おじさんたちが、「もうやめときな」みたいなことを言って、ようやく開放された。







お店を出ると、おばさんは、私を睨みつけ、暴言をずっと吐いていた。




大学で、韓国語を習っていたので、すぐスラングだと分かった。






コジョ!!😡😡😡

ミッチノム!!😡😡😡







頭おかしいよ、消え失せろみたいなことを叫んでいた。







ひどい。。とんだ災難。心が折れた。

40分くらい軟禁されて、もう韓国に来たくないと思った。




クタクタだ。。







慌てて、仁川空港行きのバスを調べていると、背の高い男性が、こちらに猛スピードで、走って向かってくる。






😮!!




え!😮

え!😮





え!いやーーーうそ!!!!😱😱😱😱





ミンジュン!?😲😲😲😲😲



 




驚き過ぎて、言葉が出ない。

ドラマの中にいるようだった。







ミンジュン「di?」



「…………………」



ミンジュン「びくりした、心配しでた。」



「…………………」



ミンジュン「ケガない?体はだいじょぶですか?」








スラッとして、色白。


黒い薄いジャケットを羽織り、メガネを外していて、写真より全然かっこよかった。





目の前に、ミンジュンがいるのが信じられなかった。

その場で、色々なことを話した。







ミンジュンは、私と一度会って話したかったと言っていた。

ずっと連絡を待っていたと。



年齢のことは、前は気にしてたけど、今は気にならないと。

私の実物を見て、年下に見えるし、さらに気にならなくなったと。







ほ………ほんとかな😅







せっかく会えたのに、もうフライトぎりぎり。



一緒に、バス停まで行くことに。



あ〜、まだ話したかった。









仁川空港まで、バスで一緒に来てくれないかな?

淡い期待をした。



ミンジュン「ここまでしか送れないけど、気をつけて」






やっぱり、そうだよね。。







出発時刻まで、バスには乗らず、ミンジュンと外で話していた。



肌が、陶器のように透き通っていて、きれいだった。

どうしたらこんな肌になれるんだろ?








バスの出発時刻になる。






ミンジュン「また会いたいです」



「はい、またすぐ会いましょう」



ミンジュン「日本ついたら、すぐ連絡欲しい」







韓流ドラマの、ヒロインになったような気分。








バスの窓から下を見ると、ミンジュンが両手をふっていた。


笑った後、真顔になり、少しさみしそうに私を見ていた。








日本に帰ってから、再び、前のようなやり取りが始まった。



熱が冷めないうちに、早く会えたらなと思っていた。









私とは温度差があり、ミンジュンは、以前のような真剣さは感じられなかった。



メッセージは返事がくるけど、超遅い。

毎日していた電話は、週末だけに。








再度インストールしたアプリを覗くと、

ミンジュンは、仕事の時間以外は、ずっとアプリにログイン中になっていた。






え………………😱






1週間後、ミンジュンがアプリの掲示板に、投稿しているのを見つけた。





〜〜〜〜〜

日本語を少し使っておきたいとかもあります!
韓国語または日本語とかを通して話せてるといいです!友達、恋人なんでも😂

〜〜〜〜〜







うぅ〜恋人募集って。。。❓😱😱



私はキープ?!







その後もやり取りしていたけど、嫌気がさして、連絡を絶つ。




4ヶ月弱で、ミンジュンとの関係が終わる。




なかなか忘れられず、韓国に関連するもので、ミンジュンを思い出して辛かった。




同じアプリで韓国人男性と付き合っていた友達も、婚約したけど、数年で別れていた。




その韓国人男性も、婚約中に、アプリで恋人募集しているのを見つけ、ショックで辛かったと言っていた。





アプリは懲り懲り。。。