1社目の結婚相談所は、お見合いの申込みがあった時、「支店」か「カフェ」かを選べた。
「支店」に決まると、申込まれた方が、場所を決める。
男性の住まいが【埼玉】と書いてあっても、浦和や大宮はまずいなくて、例えば蕨市とか熊谷などが多かった。
男性の住まいが【神奈川】だと、横浜かな?なんて思っていたら、相模原とか茅ヶ崎ばかりだった。
私が自分の家から近い船橋支店を希望すると、男性は、船橋に来ないといけない。
お見合いでお話した後、私はピンと来る人がいなくて、ほぼ9割断っていた。
交通費をかけて来てもらっても、恐らく断るので、めちゃめちゃ心苦しかった。
だから、申込みがあったら、私は、お互いの中間地点の支店を希望していた。
通勤定期も使える範囲でいけるし、罪悪感がなかった。
僻地に住んでる男性からは、すごく喜ばれた。
高スペックな男性から、申込みが入ったと、結婚相談所の担当から電話があった。
年齢:39歳
年収:1000万
職業:航空関係
学歴:日大
身長:164
どこが高スペックか分からないまま、顔は良かったので、承諾した。
先方の担当から「ご希望の支店を教えて欲しい」と言われ、立川の男性だったので、船橋まで来てもらうのは申し訳ないと思った。
立川なら新宿が来やすいかな?と思い、新宿支店と伝えた。
私の方が遠くなるけど、分かりやすいし、いいかなと思った。
数日後、担当から電話が入る。
🧑🦳「先方が、新宿はあまり行ったことがないから、立川を希望してるの。遠いよね?」
👩「え!!立川ですか??」
🧑🦳「ちょっと自分本位よね…。でも高スペックだから、そうゆう人なのかもね。」
👩「はぁ…わかりました。」
モヤモヤしていた。
1000000000歩譲って、新宿にしてやったんだぞ??
何様だ??
プロフィール写真は、色白で穏やかそうな顔だったけど、憎しみが湧いてきた。
7センチのヒールを履いた、か弱い女性を立川まで歩かせるなんて。