お見合いで何十人と会っても、ピンと来る人がいなかったのに、慧くんとロハス銀座で出逢って、すぐに恋に堕ちた。
毎日が楽しくて、仕事も楽しくなった。
恋ってすごい。
一緒にロハス銀座に行った友達からLINEがきた。
「この前、ロハスで知り合った、すごい顔のトラック運転手覚えてる?3対3で、土曜日に飲み会することになったの。diちゃんも来ない?」
トラック運転手の男性と慧くんは、昔からの大親友と言っていたので、慧くんも来るはず。
慧くんに会いたくてたまらなかった私は、すぐにOKした!
土曜日が近付いてきたので、慧くんにLINEしてみた。
私「明日の飲み会楽しみだね😄慧くんに会えるのが楽しみ。」
慧くん「飲み会、実は俺行けないんだ😓休日出勤になって。俺の友達が行くみたい。心配だけど楽しんで来てね😄」
えぇ〜!慧くん来ないの!?
休日出勤。。。恐るべし外務省。。。
心配と書いてあって、嬉しかった。
ヤキモチかな?
慧くんが来ないのに、出逢いの場に行くなんて、慧くんに失礼かな?
ただ、もう明日なので、欠席はできなかった。
飲み会は、八重洲の高めの居酒屋で開催された。
男性は皆、慧くんと共通の友達らしい。
*ロハスにいた迫力のある顔のトラック運転手
(年収700万、33歳)
*税理士、長髪で端正な顔立ち、キムタク風かっこいい
(年収1000万、37歳)
*営業、SOPHIAの松岡を不細工にした感じ
(年収不明、33歳)
一緒にロハスに行った友達も、もう1人の女性も、税理士を狙った。
税理士男性「みんな何歳くらいなの?」
女性側は、黙ってしまった。
32〜35歳なので言いづらい。
年齢が分かると、税理士男性は、無言になり、「ごめん、俺ちょっと休憩!」1番端の席に移動して、タブレットを取り出し、ネットサーフィンを始めた。
失礼!!!
あからさま過ぎてビックリ。。
その後、税理士男性は私の前にきて、「慧がdiちゃんは20歳くらいって言ってたけど、他の女性と随分年が離れてるね?」
私は年齢よりかなり若く見られるので、この質問はなんとも思わなかったけど、慧くんも、私のことを20歳くらいだと思っていることがわかった。
当時34歳だった私、慧くんに年齢を言ったら引かれないかな?
私は、SOPHIAの松岡を不細工にした男性に、ロックオンされてしまい、最初から最後までめちゃめちゃしつこく話しかけられた。
「マジで可愛い」
「本当に彼氏いないの?」
「このあと飲みに行かない?」
「家まで送る!」
慧くんに勘違いされないか不安で仕方なかった。
飲み会が終わって電車に乗っていると、慧くんからLINEが着た。
「飲み会お疲れ様😄俺はまだ仕事中😓変な奴いなかった?大丈夫だったかな?誰かと会う約束した?」
慧くんが心配しているのが分かった。
嬉しかったけど、逆の立場なら、私はかなり心配だなと思った。
22:00すぎまで働いている慧くんに、母性本能のような感情が湧き出た。
好き好き好き!!!