さとるくんとLINEのやり取りをしていると、
恋愛対象としてみれるか、聞かれた。
素直に嬉しかった。。。
でもLINEより、会った時に言って欲しかったかな。
3回目、上野で花見デート。
待ち合わせした時、やっぱりかっこよくないとテンション下がったけど、話しているうちに気にならなくなった。
さとるくんは「何食べたい?」「綿飴とかあんず飴似合いそう。」「食べたいのあったら言ってね。」と、気を使ってくれた。
屋台でタコ焼きと焼き鳥を買い、
ベンチに座ろうとしたら、
さとるくんが「スカート汚れるから、これひいて。」と自分のカーディガンを引いてくれた。
私の手にソースがついたことに気付くと、わざわざファミマに走って、ウエットティッシュを買ってきてくれた。
超キュンキュンした…
付き合ったら、幸せだろうなと思った。
今日は告白されるのかな?手を繋ぐのかな?と思ったけど、何もなかった。
すごい楽しい。
尽くされるって幸せ。
ルンルン気分で家に帰り、さとるくんとLINEでやり取りをしていた。
そして、さとるくんから、「言わなきゃいけないことがある」というLINEがきた。
すごく嫌な予感がした。
次のLINEがきたけど、怖くて開けなかった。
翌日仕事に行き、ずっと悶々としていたので、昼休みにLINEを開いた。
さとるくんはバツイチだった。
すごく長い文章で、丁寧に書いてあった。
かなりショックで、すぐ閉じてしまった。
私から見て、さとるくんは、「モテない人」だったから、あまり付き合ったこともないと勝手に思っていた。
それが、1度結婚してたなんて…
あんな見た目でも結婚できるのか、それが驚きだった。
ほのかな恋心は、スッと消えた。