ただいまチネイザンのモニターセッションを続けています。

せびたはチネイザン1のタイ政府認定プラクティショナーの資格を取る為の70ケース。

まにはチネイザン2(風の追撃)のタイ政府認定ティーチャー資格を取る為の200ケースです。

せびたは既に70ケース取得して今日から(11/1)から北志賀で開催の4泊5日の認定講座に参加しています。

まには未だ200ケースには届いていないので来年8月にチェンマイのタオガーデンで開催されるチネイザン2講座を目指しているところです。

↑チネイザン2「風の追撃」には12の風がありますが、

図は第1の風で、心臓・心包・心臓を攻撃する風を体外に

追い出します。

 

というわけで、せびたが晴れてタイ政府認定のチネイザンプラクティショナーになってももうしばらくは二人のコラボによるモニターセッションは継続していきます。


チネイザン1と2の違いは、チネイザン1は木火土金水の五つのグループ(五行)に分類された内臓に居着いた風(問題を引き起こすエネルギーやネガティブな感情)をその臓器から直接デトックスするもので、チネイザン2は「風の追撃」とも呼ばれているように、臓器から臓器へ螺旋を描いて逃げながら問題を引き起こす風を追いかけて最終的に身体の外に追い出す技法です。

肘によるポンピングやツボへの指圧などを使うのでよりハードですがよりデトックス効果も高いです。

 

さて、このチネイザンセッションを受けられたモニター様から嬉しい感想を頂きました。

 

 

チネイザン1・2(第2の風) N・A様(愛知県)

 

・チネイザンの施術を受ける前

私はとにかく体調が悪く、めまい、吐き気、頭痛、不眠、動悸、冷汗におそわれていました。

病院で内服薬をもらいましたが、それらの症状が抑えきれず、同時に虚しさや苦しみ、自分の人生への疑問、加えて自分が何が好きで何をしたいのか、何者なのかわからないという不安定な精神状態で過ごしていました。 

チネイザンに興味を持ったのは、まずそれらの症状が現実的に西洋医学的な方法では楽になっていないこと、「病的」な状態に至る原因をみるのに役立っていないと思ったこと、そして、たまたま読んでいた小説の作者がチネイザンを受けたという記載があったからです。

他の方法も探してみましたが直感的に、これがいいと思い勇気を出して受けることとしました。 

施術の初日、気温の高い日でもあり、出かけるだけでも吐き気におそわれており、施術場所へ行くだけでも精いっぱいで、せびたさんに少し準備のために待ってもらえないかと言われた際は、「どうにか中で休ませてほしい」と頼み、私にしては珍しく、体調のことで他人へヘルプを求めるほどしんどい状態でした。

自分の現状をお話し、施術を受けました。 

 

・初回のチネイザンの施術を受けて感じたこと 

施術を受けながら、私は自分の現状を話し、不思議な感覚でいました。

それは、施術中自分が何かを感じていてそれを脳のフィルターを通さずに話している、という感覚です。

腹部をマッサージされて、自然に体の感覚に集中して感情が出てくる、それを話していました。

不思議な感覚で1回目を終えると、お腹の中の核のような部分に、あたたかいものが感じられました。

お腹の中に確かに何かがあるという感覚でした。

1回目の施術が終わった後、気づけば吐き気と動悸、冷汗が治まっていました。

横になっていて休憩したから、という単純な理由も思いつきましたが、お腹の中のあたたかい感覚が3、4日続いていたことから、「この施術は何かあるな」とこのまま試していこうと思いました。 

 

・連続して施術を受けて 

施術を受け続け、上記に挙げた自分の体調が徐々に安定していく感覚がありました。

「腹部を触っているのに他の症状が治まるのはなんでだ!?」という疑問と好奇心で、施術を受けるのが楽しみになってきていました。

そして、せびたさん、まにさんとお話していく中で、自然に出てくる感情に良し悪しがないことを伺いました。

それまでの自分はネガティブな感情は感じるのが苦しいので、「悪い」「ないもの」として忌み嫌い、感じないようにと努めてきましたが、同時にポジティブな感情がだんだん鈍くなってきてしまったことに思い至りました。

自分の感情をある形に押し込めたり、不自然に扱うことで、体の中の流れのようなものが滞っていること、人生で様々な感情を体験することが生きる実感であったことに気づきました。 

 

・ネガティブな感情を受け入れるまで 

施術を受けて3回目を過ぎたあたりで、どうにもこうにも怒りが治まらず、例えばポストが赤ければ「私のせいか!」と切れそうな精神状態になりました。

数日間、ほぼ1日中、怒りとイライラのマグマが常に体内にあり、体(特に頭)が熱くなり、呼吸が早くなりとにかく苦しく、自分が飲みこまれそうになっている感覚がありました。 

アドバイス通り、家族にはそういう時期であることを説明し、感情と記憶が出てきたらフタをせずに感じていきました。

施術を受けた中で、この時期が一番つらかったですが、その中でも面白かったのが、結局怒りや悲しみなどのネガティブな感情は体内で生まれていて、目の前にたまたまトリガー(うまくいかないこと)を見つけると、あたかもそれのせいであるかのように怒りや悲しみを感じていて、解決させようとしていた自分がいたんだなぁと認識したことです。

原因は、自分の中にあるんだなと思いました。

また、怒りの中でも、呼吸は(その時はわずかでしたが)助けになり、しばらくすると怒りの中にさらに隠されていた悲しみが記憶とともに出てきて、自然に泣くことができ、今はこれが必要なんだなと思いました。

この波があまりにも苦しかったので、チネイザンを受けたのは本当に良い方向だったのか?私は大丈夫か?と思うことがありましたが、少しずつ自分のことがわかってきている感覚があったので、自分がどのように変化しても、それを知りたいと思い、施術を受けに行きました。

 

 ・モニターセッションが終了して 

セッションを受けながら、各臓器へのケアの大切さ、特に腹部が、発生段階の初期から各臓器の先輩のように、内外部の色々な影響を受け取り、さらにリードをしている部分であること、ためこまれている感情を開放するのに直截的アプローチが効く場所で、触れることで感覚を自覚しやすく、そのつみかさねは自分の感覚を知り、自分を知ることにつながることなどを学びました。

もちろん体調が良くなっていくのも実感しました。上記の症状はほぼなくなりました。

しかし、それが最大の効果というよりは、左記の、「自分への気づき」が促されたのが私にとっての最大の収穫でした。 

自分の体に自覚的になることは怖いことだと思っていました。それは繊細さを表し、その感覚に従っていては社会の歯車として生きていくのがつらくなるような気がしていたからです。

でもそのように見ないようにしていてもいつの間にか自分の人生を生きていない感覚で病気を引き起こしてしまうなら、私にとってその解釈は違っていて、自分の体に自覚的になることが、まず大事だったのだと気づきました。 

このご縁に感謝しています。本当に、ありがとうございます。 

文章が長くなりましたが、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。これからも勉強会やセッションで、チネイザンのことや体の様々なことを学べたら面白いと思いました。

またよろしくお願いします。 

 

↑ネガティブな感情を浄化してポジティブな感情に変容させるタオの

瞑想「六字訣」

 


チネイザンの認定講座、入門講座、セッションは

タイマッサージ&チネイザンスクール ITM名古屋

チネイザンスクール∞まに

へお問合せ下さい。

インスタグラム ITM名古屋

フェイスブック ITM名古屋